IPO(新規公開株)では、なぜ初値が上昇するのか?

IPO

 

【1】IPO(新規公開株)とは

【2】これまでにどんな企業が上場してきたか(過去のIPO例)

【3】IPO(新規公開株)では、高い確率で初値が上昇する

【4】IPO(新規公開株)では、なぜ初値が上昇するのか? ←今ここ

【5】IPO(新規公開株)は、初値で売った方がいいのか?

【6】IPO(新規公開株)は「当たれば」ローリスクで利益が出る投資方法

【7】IPO(新規公開株)はどうすれば購入できるのか?

【8】IPO(新規公開株)をネット証券会社から購入する手順

【9】IPO(新規公開株)で当選確率を上げる方法

【10】IPO(新規公開株)で持っておくべきおススメの証券口座

 

 

IPO(新規公開株)では、なぜ初値が上昇するのか?

では、なぜIPO銘柄が上場初日に価格上昇するのでしょうか?

いけやんなりに考える理由は2つあり、

  • 「IPO自体が価格が上がるもの」だとみんなが思っているから
  • 公開価格を安めに設定するから

の2つです。

IPO自体が価格が上がるものだとみんなが思っているから

まず、市場自体が「IPOとは価格が上がるもの」だと思っている、というのが挙げられます。

 

新規上場とは、その会社にとって、おめでたい事業拡大の証です。

  • 株価もお祭りムードに合わせて上がるだろう、

という上昇相場に近い雰囲気がIPO自体にはあります。

 

  • みんなが上がる、とみんなが思うから、実際に上がる

「ニワトリが先か、卵が先か」に似た禅問答のようですが、実際の初値を見ても、少なくとも初日に高値がつくのは、間違いないと言えそうです。

 

公開価格を安めに設定するから

もうひとつの理由は、

  • 公開価格を安めに設定するから

だと思います。

 

公開価格は、IPO銘柄の抽選で設定される金額で、これを割安に設定することで、実際の上場初値が上がりやすくなります。

 

さて、この公開価格を決めるのはだれでしょうか。

 

もちろん主役である、上場予定の企業(創業者)は、登場人物のひとりです。

上場予定の企業は「初値は高くなってほしい」

彼ら(上場予定の企業)の希望は、

 

  • 株価は自分の会社への期待だから、もちろん高い方がいい
  • 次の事業資金にするには、初値はいくら以上がいい
  • 高値の方が、会社の時価総額が高くなって、嬉しい
  • そもそも俺、自分の会社の株いっぱい持ってるからトコトン高値の方が資産増えて嬉しい

 

など、立場としては、初値を高くしたい(そのためには公開価格も高くしたい)側です。

 

一方で、的外れに高い価格設定だと、初値は弾まず、資金調達の果実が小さくなっていまいます。

 

なので、証券の専門家のアドバイスが必要となります。

 

証券会社も価格設定に寄与している(と想定)

そこで、もうひとりの登場人物である、証券会社(主幹事)が関係してきます。

 

公開価格の決定には、主幹事・証券会社のアドバイスがあり、決まっていると思われます。

 

新規上場案件を引き受けた証券会社は、

  • 上場のための書類作成
  • 広報(PR)活動

など、もろもろの事務作業を主幹事として行います。

 

大事な公開価格設定についても、企業側にアドバイスして決めていると思われます。

もちろん、

  • 事業内容
  • 資産価値
  • 収益性
  • 過去の類似案件
  • その時期の相場

など、企業側よりも、証券市場をよく知る立場として公開価格決定にアドバイスするでしょう。

しかし、彼らにも、彼らなりの思惑があると思われます。

証券会社は「上場株が話題になり、たくさん売買して欲しい」

証券会社にとっては、

  • 上場する企業は、この案件のお客様

であると同時に、

  • IPO銘柄を売買したい投資家もまたお客様

です。

 

話題のIPO銘柄がたくさん売買され、売買手数料収入が増えることを望みます。

 

値段があまりに高いと、誰も買いたがらないので、証券会社側には、公開価格を安めに設定するインセンティブが働きます。

 

 

まして、世間が注目する大型案件になると、初値割れ(上場初値が公開価格を下回ること)などあっては、証券会社のメンツに関わります。

 

担当した企業・市場の投資家の両方に対して、顔向けできないことになりますし、おそらく担当者はクビが飛ぶでしょう。

2018年12月、ソフトバンクのIPOで主幹事を引き受けたのは、野村証券でした。

  • 少しでも公開価格を高く設定したいソフトバンク側
  • 少しでも公開価格を安く設定したい野村証券側の間で、

「公開価格・1500円ライン」の攻防があったと言われています。

「年間配当=3000円」すでにが明らかになっており、株価1500円が「利回り5%銘柄」と言えるかの境界となっていたためです。

「あのソフトバンクが新規上場で、いきなり利回り5%!これは買うしかないですよね」とセールスPRできる野村証券側が、このボーダーラインにこだわったのは、容易に想像できます。

 

少し話が逸れましたが、

 

かくして、公開価格は、

  • なるべく高く設定したい上場企業側
  • なるべく安く設定して、活発に売買して欲しい証券会社側

の綱引きとなります。

 

しかし、実際には、証券の素人である企業側より、証券の専門家である証券会社側の意見が勝り、割安に設定されていると思われます。

 

だからこそ、実際に、上場初値は弾むことが多く、「IPOは上がりやすい」という市場雰囲気も保たれているのだと思います。

 

 

次は、【5】IPO(新規公開株)は、初値で売った方がいいのか?

 

← IPOトップへ

◎IPO投資でもっておきたい証券口座

◇SBI証券◇
SBI証券で 口座開設
◇SMBC日興証券◇
◇大和証券◇
◇マネックス証券◇
マネックス証券
◇auカブコム証券◇

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました