【1】IPO(新規公開株)とは
【2】これまでにどんな企業が上場してきたか(過去のIPO例)
【6】IPO(新規公開株)は「当たれば」ローリスクで利益が出る投資方法
【7】IPO(新規公開株)はどうすれば購入できるのか? ←今ここ
IPO(新規公開株)はどうすれば購入できるのか?
では、「創業者でもないのに、上場前にその株を持つ」には、どうすればいいでしょうか。
割り当て先を決めるのは、「証券会社」
上場前のIPO割り当ては、誰もが欲しい果実です。
これをどこに振り分けるか?の裁量は、証券会社がもっています。
幹事を引き受けた証券会社は、「もっとも見返りがある」ように、上場日までにこの果実を分配します。
さて、彼らは、いったい誰に分配すれば、証券会社として見返り(メリット)が大きいでしょうか。
資産家・大口顧客の皆様への配分
まずは、証券会社の1番大事なお客様である、大口顧客が挙げられます。
- すでに資産がたくさんあり、証券会社にポーンと1億2億を預けたり、お付き合いで投資信託を買うような資産家の方
- 企業の資産運用担当で、これまた多額の資金をポーンと売り買いしてくれる法人
など、VIPのお客様に個別にお声かけし、お付き合いの印とするでしょう。
(もちろん個別に担当者がつくでしょう。「いつも大きなお取引ありがとうございます。日ごろのお礼と言ってはなんですが、いいIPOありまして。うちの会社の割り当て10000株なんですが、〇〇様に500株ほど、どうでしょう?スリスリ、、、」)
資金力の乏しい、われわれ個人投資家としては、悔しい限りですが、理にかなっているといえましょう。
無理して何千万円もの投資信託を買って、証券会社の「お客様」になる戦略も考えられなくはないですが、IPOの割り当てを目的にこれをするのはちょっと微妙ですね。
ネットへも配分される
では、個人投資家は、全くIPOを手にできないか、というとそうでもありません。
- そもそも店頭担当者と直接やりとりしないネット証券や、
- 実店舗タイプの証券会社であっても、ネット口座を拡大したいところ
は、インターネットでのIPO申し込みを行なっており、基本的には抽選でIPO銘柄を手にすることができます。
我々が狙っていくのはここです。
とにかく「申し込み」すれば、誰にでもチャンスがあるのがIPO
申し込みルール・抽選ルールは、各証券会社により細かいちがいはありますが、
- 幹事となりうる(IPO取り扱いが多い)証券会社の口座を、前もってたくさん持ち、
- しっかり申し込み、あとは運に身を任せる
ことで、誰でもプラチナチケットIPOの割り当てを受けることができます。
次は、【8】IPO(新規公開株)をネット証券会社から購入する手順
◎IPO投資でもっておきたい証券口座
◇SBI証券◇ |
◇SMBC日興証券◇ |
◇大和証券◇ |
◇マネックス証券◇ |
◇auカブコム証券◇ |
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