こんにちは。
配当サラリーマンの“いけやん”です。
この記事では、
配当金・株主優待をもらうには、いつの時点で株をもっていればよいか
について、紹介します。
目次
<結論>配当金・株主優待をもらうには、「権利付き最終日」に株を持っていればOK
結論からいきますと、われわれ株主は、権利付き確定日に株をもっていればOKです。
権利付き最終日
配当金や株主優待をもらうためには、「権利付き最終日」の取引終了時点(15時)に株を持っている必要があります。
権利付き最終日は、権利確定日の2営業日前となっています。
われわれ株主が一番気にしないといけない日は、権利付き最終日です。(重要)
権利確定日(配当・優待基準日)
権利確定日は、株の配当金や株主優待をもらうために、「この日に株主名簿に名前が載っていればよいですよ」という日です。
配当基準日・優待基準日と呼ばれることもあります。
権利付き確定日は、多くの企業で、ある月の月末に設定されています。
実際の株主権利を決めるのは、権利確定日ですが、株購入⇒名簿に登録という証券会社での事務処理上、2営業日前が権利付き最終日に設定されています。
もともと、3営業日前でしたが、2019年にルールが変わり、2営業日前となりました。
権利落ち日とは
権利落ち日とは、権利確定日の1営業日後のことです。
配当金・株主優待をもらう権利をもらえたので、「もう株を売却してもよい」という日です。
権利付き最終日付近で株価はどう動くか
権利付き最終日の付近での株価は、一般的に
- 権利付き最終日までは、配当金・優待の権利をもらうため、購入したい投資家が増え、株価は上昇し、
- 権利落ち日になると、権利をえた投資家が売ろうとするため、株価は下落する
という動きをするといわれています。
実際には、景気、為替、その他ニュースなど、色々な要因があり一概には言えませんが、傾向としては上のとおりです。
理論上は、
権利落ち日には、その権利確定で得られる配当・優待の価値分だけ、株価は下がる
と考えられます。
制度上は、権利付き最終日に買って、権利落ち日にすぐ売っても、配当金・株主優待をもらえてしまうことになりますが、株価はそれを見込んで動くともいえます。
権利確定日・権利付き最終日の調べ方(SBI証券)
権利確定日・権利付き最終日は、SBI証券の個別銘柄ページで確認することができます。
① 個別銘柄ページで情報開示「詳細」をクリック
↓
② 詳細ページの下の方で権利付き最終日、配当基準日(=権利確定日)が表示されます。
SBI証券で、権利確定日・権利付き最終日を確認するには、口座をつくる必要があります。
口座開設前の画面。株価など、最低限の情報しか表示されません…
SBI証券は、情報収集の便利さが他の証券会社に比べてバツグンで、取引に使わない場合でも開いておいて損はないと思います。
手続きはネットからすぐでき、口座維持の手数料もかかりません。
こちら(⇒ SBI証券)から開設することができます。
お読みいただき、ありがとうございました!
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