この記事では、
[4502]武田薬品工業の利回り・配当金・権利確定月
などについて、紹介します。
(最終更新日:2021/08/02)
目次
[4502]武田薬品工業 企業情報
企業概要
[4502]武田薬品工業は、国内売上高は第1位の製薬メーカーであり、国内5大医薬品メーカーのひとつです。
本社は大阪府大阪市と東京都中央区。
武田御堂筋ビル(大阪本社)
国内5大医薬品メーカーとは
[4502]武田薬品工業をはじめとし、
- アステラス製薬(旧:山之内製薬、国内18位)
- 第一三共(国内20位)
- 大塚ホールディングス(大塚製薬・アース製薬ほか、国内21位)
- エーザイ(国内29位)
を加えた5社が「国内5大医薬品メーカー」とされています。
国内の製薬業者のランキング
[4502]武田薬品工業の国内ランキングを売上高で確認してみます。
国内2位のアステラス、国内3位の第一三共に差をつけ、武田は堂々の第1位となっています。
地域別の売上高・比率
[4502]武田薬品工業の地域別の売上比率です。
アメリカ、日本、ヨーロッパ・カナダで8割以上の売上を上げていることがわかります。
地域 | 売上高(億円) |
アメリカ | 8289 |
日本 | 5710 |
欧州・カナダ | 4056 |
アジア | 1054 |
中南米 | 881 |
ロシア | 597 |
その他 | 383 |
タケダ・エグゼクティブ・チームとは
[4502]武田薬品工業では、取締役会とは別にタケダ・エグゼクティブ・チームと呼ばれるグローバルチームを編成し、世界中でビジネスユニットを統括する体制を整えています。
タケダ・エグゼクティブ・チーム(TET)は、社長CEOであるクリストフ・ウェバーと、社長CEOへの レポートラインを有するメンバーから構成され、各メンバーは、タケダグループの経理・財務、人事、法務、広報、研究開発、製造・品質の各機能ならびに日本、米国、欧州・カナダ、新興国の各販売地域およびオンコロジー、ワクチンの各専門領域のビジネスユニットを統括しています。
(IRレポートより引用)
[4502]武田薬品工業 株価
(2021/08/02時点)
[4502]武田薬品工業の株価は、3682円です。
売買単位が100株のため、最低購入金額は、約36.8万円です。
1年チャート
5年チャート
[4502]武田薬品工業 配当金・配当利回り・配当落ち月・配当金支払い月
[4502]武田薬品工業の配当金関係の基本情報です。
(2021/08/02時点)
配当金
[4502]武田薬品工業の1株当たりの配当金は、180円です。
100株保有の場合、年間18000円の配当金が支払われます。
配当利回り
[4502]武田薬品工業の配当利回りは、4.89%(税引き前)です。
税引き後の配当利回りは、
4.89%✕ 0.79685=3.9%
となります。
権利確定月、次回の権利確定日
[4502]武田薬品工業の権利確定月は、3月・9月です。
次回の配当基準日(権利確定日)は、2021/09/30です。
権利付最終日の2021/09/28時点で保有している必要があります。
配当性向
[4502]武田薬品工業の配当性向は、113%です。
[4502]武田薬品工業 配当金まとめ
株価 | 3682円 |
年間配当 | 180円 |
最低購入額(100株) | 約36.8万円 |
年間配当(100株) | 18000円 |
利回り(税引き前) | 4.89% |
実質利回り(税引き後) | 3.9% |
(2021/08/02時点)
[4502]武田薬品工業 配当金・利回り・配当性向の実績
配当金の支払い実績
[4502]武田薬品工業の配当金支払い実績です。
毎年一定の180円の配当を出しています。配当方針が極めて明快です。
配当利回りの推移
[4502]武田薬品工業の配当利回りの推移です。
利回りは3~4%台で推移しています。株価・配当ともに安定的で、利回り自体もあまり大きく変動していない印象を受けます。
配当性向の推移
[4502]武田薬品工業の配当性向の推移です。
配当性向は、非常に大きい範囲で変動しています。「配当金自体を一定にする」という配当方針であるため、その年の1株あたり利益に対し比例した配当性向となります。
[4502]武田薬品工業 業績
売上高
[4502]武田薬品工業の売上高です。
(単位:百万円)
営業利益
[4502]武田薬品工業の営業利益です。
(単位:百万円)
税引き前利益
[4502]武田薬品工業の税引き前利益です。
(単位:百万円)
純利益
[4502]武田薬品工業の純利益です。
(単位:百万円)
まとめ
[4502]武田薬品工業は、安定的な配当が魅力の銘柄です。調べてみると、配当性向は100%を超えることもあり、業績面では案外安定的でないことが分かりました。製薬はディフェンシブ銘柄に思われがちですが、外資との競争などの不安要素もあり、注視が必要と思われます。
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