こんにちは。
配当サラリーマンの“いけやん”(@ikeike_009)です。
この記事では、
- 会社の持株会に入って株を買うべきか?・・・と悩んでいる人
- 悩んでや運用には興味があるけど、持株会ってお得なのか分からない。
という方に向けて、
自分の会社の持株会で株を買うべきか【メリット・デメリット比較】
というテーマで書きたいと思います。
この記事を読むことで、
- 持株会のメリット・デメリット
- 持株会で自分の会社の株を買うべきか
知ることができます。
◎この記事の信頼性
いけやんの努めている会社にも、持株会の制度があります。
積立額を制度の上限までにして持株会をやっていた時もありますし、今はまったくやっていません。
自分自身の経験を踏まえ、それぞれの【メリット・デメリット】を比較していきたいと思います。
目次
持株会はやるべきか
結論:持株会は無理してまでやる必要はない
結論としては、「持株会は無理してまでやる必要はない」です。
もちろんメリットはあるものの、デメリットも決して小さくないからです。
具体的には、持株会に入ることによって、奨励金がでる(=少し割安で株を買える)のは魅力です。しかし、ほぼ同じ利回りは、他の株でも期待できます。
それよりも、「会社の業績が悪くなるとダブルパンチ」「すぐ売れない」ということから、デメリットの方が大きいです。
したがって、「無理してまで、何万円も持株会に資金投入するほどのものではない」です。
持株会制度とは
持株会とはどんな制度か
持株会とは、このような制度です。
会社の従業員が給料から天引き方式で自分の会社の株を購入できる。
⇒ 例えば、毎月の給料から「3万円」とかの額を積み立てる。
この際、会社から奨励金が出て、割安で購入できることが多い
⇒ 例えば、奨励金=5%の企業の場合、3万円の天引きで31500円分の株を購入できる。
毎月積み立てた株は、取引単位(100株)以上になれば、証券会社の口座に移し、売却できる。
逆にいうと、それまでは売りたくても売れない。
全ての会社であるわけではない(会社の制度による)
持株会が存在するかは、会社によって違いますが、大企業と呼ばれるところでは設定されているところが多いようです。
持株会はなぜ存在するのか
では、なぜこのような制度が存在するのでしょうか。
「一般的な理由」や「経営者側のメリット」としては、次のようなことがあります。
- ① 社員に対する福利厚生
- ② 従業員のやる気促進
- ③ 安定的な株主を確保できる【本質】
① 社員に対する福利厚生
これは一般的によくされる説明のひとつです。
奨励金がつくこと自体、実質的な賃金ですから、福利厚生の一環とも言えます。
積み立ての金額に対して、5%とか10%とかの上増して株を買えるのはけっこう大きな話です。
株なので価格は常に変動しますが、理論上「買って、すぐ売れば」奨励金の分だけ必ず利益が出ることになります。思わず、設定上限まで積み立て攻めてみたく、、、、なりますね。(まぁ、それができないから悩ましいわけですが。)
② 従業員のやる気促進
これも一般的に言われることですが、まぁ建前ですね。
従業員が自分の会社の株を持つことで、業務へのやる気もアップする、という主張です。
たしかに、株価と企業の業績は連動しますが、一個人へのやる気につながっているかというと怪しいですね。持株会がニンジンの機能はあまり果たしていないように思います。
③ 安定的な株主を確保できる【経営者側のメリット】
「安定的な株主を確保できる」
これが経営者側から見たメリットの一番本質です。
奨励金を出してまで、社員に株を買わせたいのは、経営者にとって、安定的な(=反対の主張をしない物聞きのいい)株主をすこしでも増やしたいから。
本来、上場企業の株は「誰でも買え、出資する代わりに経営者に対して経営を任せる」というもの。株主は、経営者を任命し、経営がポンコツならクビにしたり、経営に口出す権利をもっているのです。これは通常は1年に1回、株主総会で行われます。
極端な話、経営陣に反抗的な者が株を買い占めると、最悪会社の経営を乗っ取られることも起こりえます。なので、経営者たちは自分の息のかかっていない者に大量に株を保有されるのを一番嫌います。
大企業同士(例えばメーカーと銀行とか)がお互いに株を持ち合っていますが、あれはこういった背景でお互いの経営者たちが保身に走っているだけで、一般株主からすると百害あって一利ないクソ行為です。
持株会をするメリット
私たち「投資家の目線」から見た持株会をするメリットです。
- ① 奨励金がもらえる ←重要
- ② 先取り貯金ができる
- ③ 購入時期を分散できる
1つめの奨励金が一番でかいです。
① 奨励金がもらえる
持株会をやる一番のモチベーションは【奨励金】です。
積み立て額に対して5〜10%の利益が保障されているのは大きいです。月5万円積み立てたとすると、年間60万円。奨励金が5%だとしても3万円がもらえることになります。
② 先取り貯金ができる
給料天引き方式なので、貯金の鉄則「先取り」を実践できます。
給料をついつい使いすぎてしまうことがなくなります。
③ 購入時期を分散できる
毎月決まった金額を購入するので、株価が安いときにはたくさん、高いときには少量の株数を買うことができます。(いわゆる「ドルコスト法」)
持株会をするデメリット
逆に持株会のデメリットです。
- ① 会社の業績が傾くとダブルパンチ
- ② 売るのに時間がかかる
- ③ 投資先が強制的に決まってしまう
① 会社の業績が傾くとダブルパンチ
これが持株会の一番のリスクといえます。
会社の業績が何かしらの原因で悪くなったとき、「株価も下がる」十「ボーナスも下がる」のダブルのダメージを受けます。
持株会をやることの本質は、「自分の勤める会社に対して極端にリスクを集中させる」という点です。
② 売るのに時間がかかる
持株会の積立は、すぐ売りたくても売れないのは大きなデメリットです。
持株会は月数万円ずつ積み立てるので、100株に達するまでは売ることができません。
また、インサイダー取引防止の観点から、売りたいときにすぐ売れるようなルールに
なっていないところもあります。
③ 投資先が強制的に決まってしまう
そもそも、自分で株を買えば、投資先は無数。
そんな中、あえて自分の勤める会社しばりで投資する意味があるかというと、、、怪しいですね。
投資したい企業の株を選んで買う方がよい
結局は、これらの「デメリット」と「奨励金5〜10%」を天秤にかけて決めていくべきかと思います。
いけやんの結論は、「持株会はやらない」です。
一時期は奨励金に眼がくらんでフル資金投入していましたが、今ではデメリットの方を重く見て、持株会への入金はゼロです。
初心者におすすめの投資方法
株初心者におすすめしたいのは、配当金狙いの投資方法です。
◎配当金の魅力
知らない人も多いですが、貯金が数百万円、数千万円あると、これを元手にして企業の株を持っているだけで、年に数回、その企業からお金がもらえます。
これはを「配当金」といいます。これは企業の株を持つことで、お返しとしてもらえるものです。
初めてこの存在を知った時は衝撃でした。
「株を持っている」だけで、「働かなくても」定期的に入金があるのは、かなりの快感です。
いわゆる不労所得です。
想像してみてください。
毎日、普通に生活していても、「〇〇会社から〇〇円の配当金が振り込まれました!」という通知がスマホくることを。
たとえ数千円でもめちゃくちゃテンション上がります。
毎月数万円でも不労所得があると、貯金のペースも上がるし、一気に生活が楽になりますよ。
株の始め方
自分で株を選んで、買うのは決して難しいことではありません。
手順は、以下のとおり。
① 元手資金を貯める
② 証券口座をつくる
③ 入金する
④ 株を買う
⑤ 配当金が入金される
まとめ
持株会の最大のメリットは奨励金。5〜10%の利益は魅力的。
デメリットは「勤め先へのリスクー極集中」「すぐに売れない」「投資先が決まってしまう」こと。
持株会をやらなくても、自分で個別の株を買えば、十分利益は狙える。
株式投資は、早く始めた者勝ち。
毎月、数万円でも不労所得が入ってくるようになると、本当に人生変わり始めますよ。
労働ばかりの生活を少しでも抜け出していきましょう。
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お読みいただき、ありがとうございました!
このブログでは、配当金や、ポイントなどの不労所得をゲットする記事を紹介しています。
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