資産形成の初期段階では、利回りより【入金力】がものをいう

こんにちは。

配当サラリーマンの“いけやん”です。

配当狙いの投資運用、特に初期段階では、

「入金し続け、運用金額を増やすことが重要」

ということについて、書きたいと思います。

配当狙いの投資では、ついつい利回りが気になるが・・・

高配当株投資では、株を購入する際、その銘柄の利回りが気になります。

0.1%でも高い利回りで購入すべく、少しでも価格が下がるのを待ったり、増配のタイミングで買うことができれば、これがベストです。
 
しかし、これは我々のコントロール外である景気、市場動向に左右されるため、再現性のあるものではありません
 
 
また、購入後の運用銘柄全体の利回りも気になります。
 
例えば、全体で運用利回り5.5%のところ、それ以下の銘柄を購入すると全体利回りは低下していまうため、ついつい購入を控えがちです。
 
しかし、今の運用銘柄の全体利回りを上回る銘柄はそうたくさんあるものではないため、ついつい特定の銘柄を購入して、ポートフォリオが偏りがちです。

給料の入金をもとに定期的に買い増すのが一番

特にサラリーマンの場合、毎月の給料という安定度抜群の定期収入があるので、この入金力を生かし、
「毎月○万円は必ず株を購入する」
といったルールを定め、どんどん購入する方がいいと考えます。
 
株価の上下を予想できたら苦労しません。
 
下がった時に買う、ではなく、
定期的に毎回近い金額の購入を積み重ねる
ことで、結局は時間の分散も効いてきます。
 

購入タイミングを待ちすぎるのは機会損失

暴落時の購入余力として、戦略的に現金を保有することは必要ですが、それ以上の現金を保有し、高配当株に回さないのは、機会損失です。

 
20万円の資金を1年寝かせてしまうのは、年間1万円の配当金を失っていることに等しいです。
 
さらに20代、30代であれば、その後、数十年に渡って得られる複利効果による数万円を捨てているに同じです。
 
結局、購入機会を見計らいすぎると、その間、運用資金を現金で保有することになり、投資機会を損失していると考えられます。

特に投資初期は、利回りより資金総額の方が重要

複利曲線において、運用の初期段階では、配当金による資産増加はほんのわずかです。
 
下の図は毎月10万円を入金し、年間利回り4%30年間複利運用した際の曲線です。
 
 
こうしてみると、複利効果による配当金増が見られるのは10年程度経ってからです。
(最初の数年とか、緑色部分がほとんど見えないですね。。)
 
それまでは、
運用資金自体を入金によって膨らませないと、複利効果による増配も起こらない
ことがわかります。
 
全体の運用資金が増えて、初めて配当金再投資の効果が出てきます。
 
【関連記事】長期投資の味方【複利効果】の威力を知ろう
 

やはり、入金力が重要!

そう考えると、特に最初の数年は、細かい利回りや購入タイミングを見過ぎるより、とにかく、
毎月入金を継続して、運用資金額を着実に、なるべく早く増やすこと
が肝要だと理解できます。
 

まとめ

継続的な資金入金が大切、ということについて説明しました。
 
特に、運用の初期段階は、配当金よりも入金による運用資金増が次の受取配当金を決定づけますから、細かい利回りや購入価格より、まずはどんどん入金し、運用資金を増やしていきましょう!