こんにちは。
配当サラリーマンの“いけやん”です。
高配当が魅力のアメリカ株。
しかし、海外株式は国内株式に比べ、購入手数料が高いため、ある程度まとめて買わないと手数料負けしてしまいます。
この記事では、
米国株購入の際、いくら以上まとめて買えば、購入手数料が許容範囲内になるか(=手数料負けしないか)
について、SBI証券・楽天証券の場合で計算してみました。
目次
米国株・アメリカ株の購入手数料はいくらになるのか?購入価格の何%?【SBI証券・楽天証券】
税抜きの購入手数料
SBI証券・楽天証券の場合、アメリカ株の購入手数料は次のようになっています。
米株買付手数料(税抜き) | 約定代金の0.45% 手数料下限5ドル/上限20ドル |
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税込みの購入手数料
上記は、税抜きの場合ですので、8%の消費税を考慮すると、次のようになります。
米株買付手数料(税込み) | 約定代金の0.45% 手数料下限5.4ドル/上限21.6ドル |
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グラフは3つの領域に分かれます。
①約定代金 ~1110ドル ⇒購入手数料 5.4ドル定額
②約定代金 1110ドル~4450ドル
③約定代金 4450ドル~ ⇒購入手数料 21.6ドル定額
【米国株・アメリカ株】購入代金ごとの手数料率はいくらか?【SBI証券・楽天証券】
これを踏まえると、手数料率(手数料/約定代金)グラフは次のようになります。
約定代金 ~1110ドル
購入金額「~1110ドル未満」では、手数料率は、0.5%超えとなります。
配当金狙いの投資では、年間5%程度の利回りを狙っていきますから、購入価格の0.7%とか、1%とかの手数料をいきなり持っていかれるのは避けたいところです。
約定代金 4450ドル~
一方で、購入金額が「4450ドル以上」になると、手数料率は0.5%以下に下がっていきます。
購入手数料は低いに越したことはありませんが、50万円以上の株式を一度に買うのは時間分散の観点からもあまり望ましくないと思われます。
配当サラリーマンであるいけやんは、
毎月の給与収入からの定期的な入金・買付により、時間分散を効かせて運用額を増やしていく
という運用方針のため、この点からも現実的ではありません。
約定代金 1110ドル~4450ドル
購入金額「1110ドル~4450ドル」では、手数料率は、一律0.486%(税込み)となります。
このゾーンでは、購入代金10万円台からで、配当サラリーマンの定期的かつ現実的な購入ラインとなります。
結果として、1回の購入代金が現実的であり、かつ、手数料率が0.486%である
最低購入金額 1110ドル
が最も有効、という結論になります。
まとめ
いかがだったでしょうか。
SBI証券・楽天証券において、手数料負けしないアメリカ株の1回あたりの購入金額について考察しました。
【結論】
米国株購入の際、手数料負けしない購入金額で現実的な購入額は、1110ドル以上。
この時、手数料率は0.486%。
いけやんも投資を始めて最初の5~6年は国内株式、国内REITなどでしか運用していませんでしたが、現在は、米国株をメインにすべく、毎月15万円弱で1銘柄ずつ米国株を購入しています。
◆米国株の保有割合がだんだん増えてきました。配当金の入金も少しずつ出てきています。
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◆米国株は、日本株に比べて株主還元意識が高く、高利回り、連続配当銘柄が多いです。
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