初めてビットコイン・仮想通貨を買う人向けに「最低限押さえておきたい基礎知識」
を解説します。
初めてビットコイン・仮想通貨を買おうか悩んでいる人
- 「そもそもビットコインってどんなものだろう?何がすごいの?」
- 「だいぶ値段は上がってしまったらしいけど、これから上がるの?」
- 「値動きが激しいけど、どんな買い方がいいの?」
こんな疑問にお答えします。
◎本記事の内容
- ビットコインとは
- これから値段は上がるのか
- 初心者向けの買い方
これまで仮想通貨・ビットコインが気にはなっていたけど、中身が分からず踏み出せなかった・・・
という人に向けて、「最低限これだけは押さえておきたい」ポイントに絞って分かりやすく解説します。
◎簡単に自己紹介
私”いけやん”は、これまでサラリーマンをしながらコツコツと株式投資してきました。
このおかげで、30代前半で3000万円近くの資産を作ることができました。
2020年末でアッパーマス層目前。
配当金狙いの個別株式を中心に、国内・海外株式、投資信託、ETF、REIT、ロボアドなど、幅広く投資しています。
2017年の仮想通貨ブームの時には、「得体が知れないわ、、、、」と思って参入しませんでした。
その後、仮想通貨バブルは弾けましたが、改めて仮想通貨の技術を勉強した結果、「長期的には高い確度で大きく上昇する」と判断し、2020年から暗号資産(仮想通貨)にも参入しました。
今のところ、参入して数か月ですが、140万円の入金に対して、総資産180万円と「+40万円」の含み益です。
(2021.2.21追記:入金180万円に対して、440万円を越えました。+260万円です)
・・・が、10年単位の価値上昇を見越し、がっちりホールドで行きたいと思っています。
勉強しながら、初心者目線で暗号資産(仮想通貨)投資のポイント・情報を発信しています。
◎暗号資産(仮想通貨)を始めるには
金融庁の公式HPによると、資金決済法の改正(令和2年5月1日施行)により、法令上、「仮想通貨」は「暗号資産」へと正式に呼び方が変わりました。(参考:金融庁HP)
「仮想通貨」という言い方になじみのある方が多いと思いますが、このブログでも、これ以降、暗号資産(仮想通貨)と表記していきます。
目次
- ビットコインとは
- これからビットコインの値段は上がるのか
- 初心者向けの買い方
- 暗号資産(仮想通貨)の今後の見込み
- 暗号資産(仮想通貨)の始め方
- 暗号資産(仮想通貨)の「よくある質問」
- ビットコイン高くて買えないんですけど・・・
- どうしてビットコインの価格が上がっているの?
- どんな企業がビットコインを買っているの?
- どうして大企業がビットコインを買うようになったの?
- いくらまで上がるの?
- 今から買い始めても遅くないか?間に合うの?
- 最高値すぎて買えないんですけど・・・
- 「ブロックチェーンの凄さ」が今ひとつわかりません
- ・・・サトシナカモトってだれ?
- なんでブロックチェーンがお金になるの?
- これからビットコイン自体が無価値にことはあり得るの?
- 各国の金融当局が規制して、仮想通貨を禁止することはないの?
- 仮想通貨の税金ってどのくらいかかるの?
- 売却利益に課税されるタイミングはいつ?
- ステーブルコインとは?
- テザーはどこで手に入るの?
- 取引所からの流出が怖くないか?
- コインチェックの口座申し込みで時間がかかってるんですが
- ビットコインとは
- これからビットコインの値段は上がるのか
- 初心者向けの買い方
- 暗号資産(仮想通貨)の今後の見込み
- 暗号資産(仮想通貨)の始め方
- 暗号資産(仮想通貨)の「よくある質問」
- ビットコイン高くて買えないんですけど・・・
- どうしてビットコインの価格が上がっているの?
- どんな企業がビットコインを買っているの?
- どうして大企業がビットコインを買うようになったの?
- いくらまで上がるの?
- 今から買い始めても遅くないか?間に合うの?
- 最高値すぎて買えないんですけど・・・
- 「ブロックチェーンの凄さ」が今ひとつわかりません
- ・・・サトシナカモトってだれ?
- なんでブロックチェーンがお金になるの?
- これからビットコイン自体が無価値にことはあり得るの?
- 各国の金融当局が規制して、仮想通貨を禁止することはないの?
- 仮想通貨の税金ってどのくらいかかるの?
- 売却利益に課税されるタイミングはいつ?
- ステーブルコインとは?
- テザーはどこで手に入るの?
- 取引所からの流出が怖くないか?
- コインチェックの口座申し込みで時間がかかってるんですが
ビットコインとは
ビットコインとは何か
ビットコインは2009年に誕生した電子通貨(電子マネー)です。
電子マネーといっても、
- Suicaなど交通系の電子マネー
- WAONなどの電子マネー
- 「楽天ポイント」や「Tポイント」など
とは、何が違うのでしょうか?
「これまでの電子マネー」と「ビットコイン」のちがい
これまでの電子マネーは「そのマネーやポイントを管理する者」が存在します。
SuicaならJR。楽天ポイントなら楽天。
チャージしたことや、利用した記録を彼らが「正しく管理するだろう」という前提(信頼)のもとに成り立っています。
極端な話、彼らが倒産したりして「ポイント事業やーめた」となれば、チャージしたお金やポイントは無価値になります。
これに対し、ビットコインは「特定の管理者」がいなくても正しく機能し続けます。
その秘密は、ビットコインの中核技術である「ブロックチェーン」という仕組みにあります。
ブロックチェーンとは?
ブロックチェーンとは、
- 「特定の管理者がいなくても」「偽造することができない」データベース
のこと。
取引台帳をみんなでチェーン状に繋いでいくことによって、「お金」として機能します。
誰か特定の管理者がいなくても、偽造できないという点が画期的なところ。
ブロックチェーン以前の電子データは「偽造可能」
そもそも、これまでの電子データは、お金に限らず「コピーして再配布」できることが強みであり、弱点でもありました。
アーティストの曲がMP3になって、誰でもコピーできるようになった反面、著作権をもつレコード会社からすれば頭の痛い問題であったわけです。
では、なぜ、ブロックチェーンのデータは「偽造不可能」なのでしょうか?
ブロックチェーンはなぜ偽造不可能なのか?
ブロックチェーンのデータを偽造することが不可能な理由。
それは、「世界中のコンピュータがお互いの取引記録を計算しあうことによって、繋いでいく」から。
ブロックチェーンでは、その名のとおり、ある一定時間の取引記録をひと固まり(ブロック)にして、チェーン状に繋いでいきます。
お互いのブロックはそれぞれ関係する式と値で結びつけられています。
例えるなら、エクセルの計算式で、あるセルを参照し、次のセルではまたあるセルを参照し、、、と繋がっている状態。
ここで、過去の取引記録(どこかのセルの値)を改ざんしようとすると、それ以降の数式結果にすべて影響して、一瞬で改ざんがバレるようになっています。
それでも改ざんしようとしたら?
それでも悪意ある者が無理やり改ざんしようとしたら、どうなるでしょうか?
それには膨大な量のコンピュータが必要になります。
悪意ある者がブロックチェーンに参加する世界中のコンピュータの半数以上を使えば、改ざんできます。
(ビットコインの「51%問題」)
⋯しかし、そのためには、膨大なコンピュータに加え、(1時間あたり1億円弱ともいわれる)莫大な電気代がかかります。
こんなことをやる方がコストがかかって割に合わないので、改ざんは経済的合理性から起こりえません。
ビットコインの何がすごいのか、普及したらどうなるのか
ブロックチェーンによるビットコインが実現すると、何がすごいのか。
ビットコインのもう一つの特徴として「国家に依存しない」というのがあります。
今の法定通貨(円やドル)は国家が発行し、通貨としての価値が信じられているから機能しています。
そもそも、国が管理している時点で、
- 経済政策を間違って、ハイパーインフレになって、紙切れ同然の価値になったり、
- 国家が介入して没収したり、凍結したり、、、
ということが起こりえます。
これに対し、ビットコインは究極の自由通貨。
人類共通の自由通貨です。
ビットコインの普及を止めることはできない
国家に依存しない通貨が世界で普及したら⋯?
通貨発行権をもって世の中を動かしてきた、各国の政府や中央銀行にとって、ビットコインは「煙たい存在」。
しかしながら、ビットコインの普及を止めることは誰にもできません。
なぜなら、ビットコインはインターネット上で機能するから。
ビットコインを規制することは、インターネットを規制することに他ならず、この世からネットを排除することなど、もはや不可能です。
(ちなみにビットコインのプログラムは公開されています。
仮に禁止しても、また新たなビットコインが誕生するだけなので、規制不可能。)
これからビットコインの値段は上がるのか
長期的な価格展望
ビットコインの価格は、2020年のコロナショックで数十万円まで落ちました。
秋〜年末にかけて上がり、2021年2月現在で500万円を超えており、もう十分高いようにも思えます。
ただ、引き続き、短期的には乱高下するものの、長期的にはもっと価格は伸びていくと私は見ています。
その理由は以下の2つ。
- 【1】これから世界中でニーズが上がる
- 【2】機関投資家(大口投資家)の参入が始まっている
【1】これから世界中でニーズが上がる
2021年現在、コロナの影響で経済対策が必要なため、各国お金を刷りまくっています。
じゃぶじゃぶ金を刷って、株を買って、経済をなんとか支えている状態。
マネー供給が過熱しすぎると、各国の発行する法定通貨の価値が下がり、ハイパーインフレが起こります。
仮想通貨市場が伸びる2パターン
<金融商品として定着>
・長期的にはこちらのパターン
・SBI他既存ネット証券系進出
・手数料や取扱量などの情報開示進む
・所謂草コインは淘汰
・主要仮想通貨の市場規模が拡大<法定通貨の信用力毀損>
・JPY、USD、EUR何れかの信用力毀損
・ハイパーインフレ— さかえる🏝田舎に仕事がないはウソ (@sakaeruman) May 26, 2018
そうすると資産を持っている人にとっては、「現金(キャッシュ)で持っている方が損」な状態となります。
一方で、ビットコインは「発行枚数の上限が2100万枚」と決められています。
金と同じで数に限りがあるので、自国通貨からビットコインに逃げる動きが出て、さらに価格が上がります。
あってる。#BTC #S2F https://t.co/oxOu2Gxjz7 pic.twitter.com/3wl4oqYa8K
— Mashu Bitcoin. (@ma_bitcoin) February 7, 2021
【2】機関投資家(大口投資家)の参入が始まっている
また、2017年のビットコインバブルと違う点として、「機関投資家(大口投資家)の参入が始まっている」というのが挙げられます。
当時のバブルでは、個人投資家が過熱し、一気に値段が上がりました。
一方で、2020年末からの相場では、テスラが1500億円分のビットコインを資産として購入するなど、アメリカの大企業の購入が始まりました。
モルガンスタンレー、ツイッターなども参入を検討しているニュースが出ています。
関係者のコメントに基づいて、モルガン・スタンレーの運用資産1500億ドルの投資部門が、ビットコインへの投資を検討していると報じられています。詳しくはこちら。https://t.co/8sHO78GQCo #ビットコイン #仮想通貨 #BTC
— コイン東京 COIN TOKYO|仮想通貨の最新ニュース・速報 (@COIN_TOKYO_JP) February 14, 2021
また、仮想通貨のETF(投資信託)が世界各国で承認され始め、大口のファンドが買い始めています。
北米で初めてビットコインETFが承認されました❗️
今、私たちはまさに歴史の節目にいます。
#Blockchain #Bitcoin pic.twitter.com/sx23ynlAbc
— Takumi Asano (@morningfield_jp) February 12, 2021
こうなるとさらなる上昇圧力が高まり、さらに値段は上がっていくでしょう。
いくらまで上がるのか?
値段の予想は誰にもできません。
が、仮にビットコイン全体の時価総額が金と同じ時価総額と同じになったとすると、1BTCは4000万円(!)となるそうです。これから10倍近く!
さすがに、この前提は正しいのか、疑問の余地はありますが、、、夢はある話かと。
初心者向けの買い方
では、乱高下が激しいビットコインをどのように買っていくのがよいでしょうか。
「積み立て→ガチホ」が正解
結論から言うと、
- 「時間分散を効かせて、定期的にコツコッと積み立て購入」
- 「それをずっとホールドする」
のが正解です。
- 下がった時にうまいこと買おうとか、
- 少し上がったら利確しよう、
といった株のようなトレードは難しく、利益もとりにくいです。
それよりも超長期的な価値向上を狙いましょう。
トレードではなく、「コツコツ購入⇒ガチホ」。
これが正解です。
積み立て機能を使うべきか?
株や投資信託のように、定期積立設定をすれば、さらに弱い意志を排除して買っていくことができます。
ただ、この積立機能はおすすめしません。
理由は「販売所」からの購入になってしまうから。
「販売所」と「取引所」の違い
仮想通貨の場合、「販売所」と「取引所」があり、「取引所」で買わないと損してしまいます。
私も含め、初心者は1度はやってしまうミスですが、ついつい「販売所」で買ってしまいがち。
そうすると、スプレッド(購入手数料。正確には買値と売値の差)がベラボーに高く、大きく損します。
平気で10%とか20%とか差があるので、注意しましょう。
株の成行のことか・・・?ぐらいの感覚でいくと失敗します。
例えば、コインチェックでは、ビットコインの定期積立設定ができますが、これは「販売所」からの購入になってしまいます。
自分で買い付けルールを決めて、コツコツ買っていこう
というわけで、「販売所」からの購入になってしまう定期設定機能は使わず、手動でコツコツと「取引所」から買っていきましょう。
コインチェックでは、最低購入単位が0.005BCとなっており、1BTC=500万円の現在、最低2〜3万円から購入できます。
「毎週水曜日」とか、「毎月5・15・25日」とか、自分なりの積立ルールを決めて、コツコツ買っていくのがおすすめです。
↓私もこれでコツコツ買っています。
使うべき取引所
まずはコインチェック
初めての人がビットコインを買うのであれば、「コインチェック」で始めましょう。
「業界最大手」で「使い勝手もいい(画面が分かりやすい)」ので、必ず持っておきたい取引所です。
身分証の写真をスマホで送れば、その日のうちから取引することができます。
入金には、住信SBIネット銀行
コインチェックへの入金には、「住信SBIネット銀行」が便利(というか、ほぼ必須)。
まだの人はこちらも併せて申し込みましょう。
その他の取引所
だんだんと慣れてきて、ビットコイン以外(アルトコイン)を買うのであれば、「バイナンス」。
貸し仮想通貨(レンディング)で運用するのであれば、「GMOコイン」あたりも持っておくのが吉。
こちらは、また追い追いでOKでしょう。
暗号資産(仮想通貨)の今後の見込み
暗号資産(仮想通貨)はこの5年ほどで少しずつ存在が知られましたが、本格的な普及はまだまだ。
今は投資対象として見られていますが、2020年台には、実用面で広まり、これから10年でその価格は大きく向上するとみています。
特に「暗号資産(仮想通貨)のETFが承認されれば、投資ファンドの莫大な資金が流れ込み、価格上昇する」と言われています。
今から仕込んでおいた人だけが大きな利益をとれる、、、という状況。
参入しない手はありません。爆発の夜明け前といった状況ですね。
(2021.2.23追記)
カナダで世界初のビットコインETFが上場しました。
≫参考 史上初のビットコインETF、上場先は意外な国-滑り出しは順調
暗号資産(仮想通貨)の始め方
仮想通貨を始める手順は、たったの4ステップ。
豊かな将来を見据えて、資産の一部だけでも暗号資産(仮想通貨)に投資していきましょう。
- ステップ1:最低限の勉強。損しないために。
- ステップ2:「コインチェック」で口座開設
- ステップ3:日本円の入金(「住信SBIネット銀行」を利用)
- ステップ4:銘柄を選んで、購入(「ビットコイン」・「イーサリアム」・「リップル」)
暗号資産(仮想通貨)の「よくある質問」
「よくある質問」をまとめました。随時、更新していきます。
ビットコイン高くて買えないんですけど・・・
勘違いしている人が多いですが、小数点以下の0.001BTC(つまり5000円)とかで買えます。
1BTC(=500万円以上)単位でなくてもOK。
※取引所ルールによります。
コインチェックの取引所での最低取引単位は「0.005BTC~」。
どうしてビットコインの価格が上がっているの?
資産性・価値が認められ、大企業とかの大口投資家が買い始めているから。
「発行上限があって限られているので、金と同じように希少性がある。今のうちにたくさん仕込んでおこう」と考える企業・人が増えています。
どんな企業がビットコインを買っているの?
- マイクロストラテジー(1989年創業。様々な企業のビジネス・インテリジェンス(BI)ツールを開発・提供)は、2020年に4億2500万ドル(約450億円)を投資。「100年間保有する」と宣言。
- 米カリフォルニア州サンフランシスコに本社がある「スクエア」(モバイル決済企業。小売店向けのPOSサービスやモバイル決済・送金アプリCash Appを提供)は5000万ドル(約53億円)のビットコインを購入。創業者・CEOは、ツイッターの共同創業者ジャック・ドーシー氏。
- (2021.2.9追記) アメリカ電気自動車(EV)大手のテスラ(Tesla)が15億ドル(約1580億円)のビットコインを購入。これをきっかけに300~400万円だった1BTCの価格は、一気に500万円を突破。
どうして大企業がビットコインを買うようになったの?
こうしたアメリカ大企業がビットコインを買う理由は、
「金融緩和がもたらすインフレによる、米ドル価格の相対的下落のリスクに備えるため」
とされています。
これまで世界の金融当局は、リーマンショックはじめ不景気に対して、金利を極端に下げたり、お金を刷りまくることで乗り切ってきました。
しかし、これはお金の価値を相対的に下げ、インフレを引き起こし、現物貨幣を持ち続けることのリスクへとつながります。
Bitcoin breaks above $35,000 to touch new high
←ビットコイン、狂ってますね。対して、ドルは価値が下がる一方です。 https://t.co/I1q40T8Aoe— veda (@otasam) January 6, 2021
いくらまで上がるの?
いくらまで上がる!と未来を予想することは誰にもできません。
、、、が、まだ一部の投資家の投資対象にしかなっておらず、一般的に普及する伸びしろ・価格の上がり代はまだまだこれからあるかと。
ちなみにイケハヤ氏の予想は・・・・5000万円。ほんとかいな。
≫参考記事【大胆予想】ビットコイン価格は5000万円になります。
(2020.3.18追記)
「ストックフローモデル」によって価格予想できる、という記事を書きました。
今から買い始めても遅くないか?間に合うの?
↑の質問と被りますが、
- アメリカ証券取引委員会が「仮想通貨のETF・投資信託」を承認する
- 仮想通貨が「個人融資の担保」として使われ始める
、、、など、これからまだまだ価値が上がるイベントは控えています。
仮想通貨ETF(上場投資信託)の取引所への上場についても米SEC(※証券取引委員会)が認可すれば、機関投資家の本格的な参入が期待できます。私は、多くの海外の機関投資家と話をしていますが、皆、仮想通貨マーケットに参入したくて、"ウズウズ"しています。取引のルールや環境が整備されれば、堰を切ったように、巨額のマネーがマーケットに流入してくることは目に見えています。
(SBIホールディングス 北尾吉孝CEOの著書より)
最高値すぎて買えないんですけど・・・
ビットコインは過去、最高値を更新し続けてくるごとに「今は高値だ。買えないわ。。」と言われ続けてきました。
結局のところ、
- これから10年かけて価値が認められ、さらに値段が上がっていく方に賭けるのか
- このチャンスを見送るのか
どちらにベットするのか、でしょう。
「ブロックチェーンの凄さ」が今ひとつわかりません
ブロックチェーンは、決まった管理者に依存せず、お金の取引ができるのが革命的な点。(=非中央集権的)
今のネット銀行の振り込みや、ネット通販って、「その銀行がちゃんと執行する」ことや、「Amazonがちゃんと発送する」という信頼の上に成り立っています。
「これってシステムとして、不安定で非効率だ。」と、サトシナカモト氏は考えたんです。
・・・サトシナカモトってだれ?
ビットコインの仕組みを考えた人。
2009年にビットコインの論文を世に出しました。
既存の金融システムの致命的な問題点を解決する手法として、ブロックチェーン技術を発表しました。
≫参考記事 日本語で読むビットコイン原論文 [by Satoshi Nakamoto]
なんでブロックチェーンがお金になるの?
取引の記録(台帳)を参加者みんなが「同時に」共有でき、構造上「改ざん不可能」だから。
言わずもがな、改ざんできないことは、ニセ紙幣・ニセ硬貨が出回らないために必須。
さらにブロックチェーンだと、中央管理者がいなくても機能する、という画期的なメリットがついてきます。
これからビットコイン自体が無価値にことはあり得るの?
仮想通貨の時価総額はすでに100兆円(!)以上。そして、その大部分がビットコイン。
ビットコインはすでに「Too big to fail.(大きすぎてつぶせない)」レベルに達しています。
これは、リーマンショックの時の大手金融機関に対して使われた用語。
あまりに規模が大きすぎて潰した時の被害が甚大すぎて、金融当局としても潰せない状態を指します。
≫参考記事 仮想通貨時価総額上位100
各国の金融当局が規制して、仮想通貨を禁止することはないの?
できません。
仮想通貨はプログラムで自動で機能するので、止めることはできません。
仮想通貨の税金ってどのくらいかかるの?
2017年に法改正があり、「消費税」はかからなくなりました。
※それまでは「決済手段」ではなく「もの」だとされていたので、ビットコインを買うと8%(当時)の消費税がかかっていた。そんなアホな!
「売買利益」に対しては、20万円以上ある場合、「所得」となり、最高で45%の税率がかかってしまいます。。ここに関しては、株と同じょうに申告分離税となるような法整備が待たれます。
売却利益に課税されるタイミングはいつ?
- 暗号資産(仮想通貨)⇒日本円に換金した時点
- 他のコインに交換した時点
で「利益がでた」とみなされます。
≫参考 国税庁HP:仮想通貨に関する所得の計算方法等について(情報)(H29.12.1)
価格が上昇したので、いったん利確したい!というときには、価格変動の小さいステーブルコインに換金することが有効です。
ステーブルコインとは?
法定通貨などに連動するよう、設計された暗号資産(仮想通貨)のこと。
例えば「テザー(USDT)」は、米国ドルにペッグされており、「1テザー=1ドル」です。
(厳密には0.99~1.01ドルあたりで変動)。
利確したい!というときには、ステーブルコインに変換することで、仮想通貨の世界(クリプトスペース)に置いたまま、利確することができます。
テザーはどこで手に入るの?
国内の取引所では、取り扱いがありません。
海外取引所の「バイナンス」で買うことができます。
(海外サイトですが、日本語対応済み)
取引所からの流出が怖くないか?
2018年にあった流出事件を受け、金融庁も取引所への規制を強化し、多くの取引所が廃止されました。(業務停止命令・業務改善命令)
今は、大手の金融機関がバックについた取引所が増えました。
万が一に備えて、必ず大手の取引所を選ぶことが大事。
コインチェックの口座申し込みで時間がかかってるんですが
「コインチェック」の申し込みはスマホで完結し、その日のうちから取引できます(どやっ)。
、、、のはずだったんですが、2021年1月現在、申し込む人が多く(!)時間がかかっているようです。。
急ぐ人は、「bitFlyer」や「DMMコイン」でも問題ないかと。
現在の本人確認完了までの目安時間は以下の通りです。
・かんたん本人確認:3-5日程度
・郵便ハガキによる本人確認:10-14日程度— Coincheck(コインチェック) (@coincheckjp) January 8, 2021
※必ず大手の取引所にしましょう。
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