大企業で10年間サラリーマンを続けて感じたこと・辞めるための行動

全般

こんにちは。

配当サラリーマンの“いけやん”(@ikeike_009)です。

この記事では、

大企業で10年間サラリーマンを続けて感じたこと・辞めるための行動

というテーマで書きたいと思います。

新卒で入社した日系大企業でサラリーマンを続けて10年になりました。

(メリット・デメリット両方含めて)感じたことや、そこから辞める(=抜け出す)ためにやっていることを書きたいと思います。

◎この記事を読んで欲しい人

  • 今の会社で働きつづけていいのか疑問を持ち始めている
  • いつかはセミリタイアしたい!けど、具体的にどんな行動をすればよいか分からない・・・

◎この記事で分かること

  • 日経大企業で10年間サラリーマンを続けて感じたこと、至った境地
  • 下らないサラリーマン生活を辞めるためにとるべき行動

大企業で10年間サラリーマンを続けて分かったこと

私いけやんが、日経の大企業でサラリーマンを10年続けてわかったこと・至った境地について。

6つ挙げます。

  • 【1】安定して給料がもらえるすごさ
  • 【2】入社してからの給料の伸び(昇給)が半端ない
  • 【3】出世は横並び。手を抜いたほうが得
  • 【4】仕事はつまらない。くだらない
  • 【5】日本の企業はもう伸びない
  • 【6】最大のリスクは転勤。人事異動に毎年おびえる

【1】安定して給料がもらえるすごさ

当たり前ですが、サラリーマンになると毎月給料がもらえます。

大学生のときは、「アルバイトでやっただけ」しか、お金はもらえなかった(歩合制)。

しかし、就職してサラリーマンになると、極端な話、その身分で居続けるだけで、給料がもらえてしまう。

しかも、何か特別なことをしたわけではないのに、半年に1回ボーナスまでもらえる。

今でこそ、マヒしてまったものの、冷静に考えるとこれって、すごいことですね。

給料=社畜製造の源泉。麻薬。

一方で、この「安定的な給料」がサラリーマンをダメにし、働きつづけないと生きていけない社蓄を作り上げる源泉になっています。

三菱サラリーマン氏は、豚舎に飼い馴らせるための「麻薬」と表現されています。

本当に「言い得て妙」な表現だと思います。

給与収入を投資に回すことが重要

この毎月の給料を娯楽とかに使い果たしていては、一生ラットレースから抜け出せないことが確定します。

本当に恐ろしい。

できる限り節制し、給与収入をいかに多く投資に回していけるかが、社蓄脱却の要件と言えるでしょう。

【2】入社してからの給料の伸び(昇給)が半端ない

大企業では、入社してからの給料の伸び(昇給)は半端なく高いです。

初任給こそ、年収400万円程度。

しかし、そこから毎年、数十万〜100万円レベルで伸びていきます。

ありがたいことなのですが、これが「何がゆえの昇給か」を考えると、情けなくもなります。

たまたま今、会社が優位なポジションにいるから。ただそれだけ

結局、これって大企業がゆえの

  • 「高い業界シェア」
  • 「参入障壁の高さ」
  • 「設備投資や人材育成に回せるキャッシュフロー」

など、現時点での業界内優位性に起因するものでないかと思います。

決して、社員ひとりひとりがずば抜けて優秀なわけではないのです。

今、「たまたま」業界で上位にいるから、というだけですね。

「就活時の成果」にいつまでもすがっていていいのか・・・?

確かに、入社時の就職活動では、それなりに高い競争率をくぐって「優秀な」新入社員として採用されたのかもしれません。

ただ、その後の社会人生活を振り返ると、スキルや優秀さよりも、「会社に従順か」「上の者が望む振る舞いができているか」が評価の対象になっています。

本当にくだらない。

  • 正直、こんな簡単な仕事しかしていないのに、これだけの給料をもらっていてもいいのか?
  • こんな状態であと10年、20年、、、とスキルの伸びない仕事をして、人生が終わっていっていいのか?

と感じているのは否めません。

【3】出世は横並び。手を抜いたほうが得

これも、業種にもよるのかもしれませんが、、、同期の間で出世や給料には、あまり大きく差がつきません。

会社にとって「差をつけて、殺伐とさせる」よりも、「みんな仲良く安定的に組織を運営していく」方が優先度が高いのかもしれません。

(個人の成績が会社の業績に直結するような業種だと、競わせて差をつける方が合理的なのかもしれませんが。)

ほとんどの大企業は、生産性は低くても、無難につつがなく勤め続けてくれる方を望んでいます。

【4】仕事はつまらない・くだらない

そんな調子なので、「仕事が抜群に楽しい!」「時間を忘れて打ち込める!」ということはありません。

確かに、大企業ゆえに世の中で広く知られているプロジェクトに関われたり、個人事業では決して扱えない大きな金額を使ったりはできます。

それらは、入社直後の数年こそ、やりがいを感じるモチベーションとなりました。

しかし、10年も経つと、そうした規模感の大きさはやりがいとして薄れてきます。

それ以上に、社内の下らない実態に絶望し、やる気を失うことが増えていきました。

大企業の業務実態=実務は他人に任せる

大企業では、自分自身が手を動かして、最前線の作業をする機会は多くありません。

入社直後は、担当として作業をしますが、だんだんと部下に任せたり、ただ下請けに発注するだけになっていきます。

これも大企業で仕事のやりがいを感じにくい要因かもしれません。

【5】日本の企業はもう伸びない

では、

  • 会社の命運を握り、方針を決定する会社の経営層が優秀か?
  • それゆえ、この先も日本企業は安泰か?

というと、私はそうでないとみています。

現実から目を背けずに言うと、日本の大企業はもうだめです。

日本の経営者=出世のゴール

その理由は、「日本の経営者は終身雇用を前提としたサラリーマンの出世のゴールとなっている」から。

これまで出世レースを勝ち抜いてきた経営者は、我が身を案じた判断でしか行動できません。

高度経済成長が続いていた時代なら何でもよかったのでしょうが、、、。

これからは経営で結果を出せる者が経営しないと生き残れません。

彼らは、出世レースの勝者であって、経営のプロではないのです。

私の会社でも、会社全体の利益よりも、「自分の成果になるか」「上の者に気に入られるか」が物事の判断基準になっている場面が多々あります。

海外の経営者=経営のプロ

外資企業であれば、経営のプロが別企業から、いきなりCEOになったりします。

日本の大企業は、(ゴーンを招いた日産自動車のような例はあるものの、)基本的には「新卒入社し、順調に出世した先のゴールが経営層」となっています。

アメリカの企業がちゃんと成長して成果を出すのは、このあたりが大きく日本と違うのだと考えています。

【6】最大のリスクは転勤。人事異動に毎年おびえる

仕事はつまらない。

上司へのゴマすりが出生の鍵。

でも、給料は悪くない。

犯罪でもしない限り、クビにはならない。

そんな、ある意味いい御身分な大企業サラリーマン。

そんな我々にとって、一番恐れるべきは「転勤による引っ越し」

大企業ともなれば、日本国内中、あるいは世界中に事業所があります。

いつでも、どこでも赴任を命じられ、拒否できないというのが最大のウィークポイントとなります。

僻地への転勤辞令の人事権=サラリーマンを飼いならす武器

誰も大きな声では言わないものの、この人事権こそ、上の人間が下をを支配する唯一最強の武器になっています。

転勤リスクがあると、安心して家を買うこともできません。

人生設計において、いつの間にか会社に縛られている、という感覚は強く持たざるを得ません。

サラリーマンは「不自由」だ

まとめると、大企業のサラリーマンは、安定した給料世間体など、メリットも多々あります。

一方で、会社のために働きつづけ、くだらない仕事を我慢して続けなければならず、いつどこに住むかも選択権がない、というのがデメリットと言えます。

トータルとしては「とにかく不自由」であり、少しでも早くこれから抜け出さねばと考えています。

セミリタイアのためにやっていること

いつかはサラリーマンを辞めるために、私がやっていることは次の3つ。

  • 【1】株式などに投資
  • 【2】ブログ運営
  • 【3】転職サイトへの登録

【1】株式などに投資

社会人1年目から株に投資を始めました。

「配当金狙いの投資」から始まり、株主優待、海外株、投資信託、ロボアド、昨年からは仮想通貨、と幅広く投資をしています。

≫参考 【体験談】サラリーマンが資産運用を10年間続けて分かった4つのこと

投資によるリターンはトータル500万円近く

とにかく、給与収入以外にキャッシュフローを生みだすことが大事、との考えからでした。

投資をしたおかげで、資産総額も順調に伸びてきています。

資産高で見てみると、3000万円のアッパーマス層が見えてきました。

今は仮想通貨が熱い

特に仮想通貨は(まだ利確していませんが)、大きな利益を生み出しています。

株もさることながら、仮想通貨は、次世代の世界を変える技術として要チェックです。

仮想通貨・ブロックチェーンの早期投資⇒大きなリターンの期待

仮想通貨に使われている「ブロックチェーン技術」は、次の時代を率いる技術。

インターネットが世界を変えたように、10年後、20年後の世の中を変え、今のうちから所有(投資)していた人には大きなリターンがあるとみています。

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「インターネットの黎明期」にGAFAに投資!・・したかった

インターネットの普及でいうと、2021年の今でこそ、GAFAのすごさは知れ渡りました。

・・・が、初期(2000年台)に投資できた人はそう多くないはず。

もしも、インターネットの黎明期に投資を始めていたら、すごい利益がとれましたよね。

少額からやってみる

仮想通貨・ブロックチェーンを知るには、まずは少額でも取引してみるのが一番。

もし、数万円損したとしても、本格普及前の今のうちから仮想通貨に触れること自体に価値があるかと。

「まだ仮想通貨を全く知らないわ」という人は、出遅れています。。

今からでもまだ遅くないですよ。まだ普及前です。

コインチェックですぐに口座開設・取引ができます。

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【2】ブログ運営

社会人7年目ぐらいから、このブログを書き始めました。

サラリーマン×運用=相性◎

「サラリーマン」と「株式投資・資産運用」は、ブログのテーマとして相性が良いです。

毎月入金もあり、セミリタイアを目指す、という目標となじみます。

そして、ブログ運営をすると、ネットメディアの運営知識も自然と身につきます。

将来、転職するとなった場合でも、この経験が活かせる転職先が選択肢に入ってくると考えています。

ブログ自体も収益化できる

また、ブログ自体を収益化することもできています。

お小遣い程度ではありますが、資産形成の足しになっています。

【3】転職サイトへの登録

「今すぐ転職するか?」は別にして、

転職サイト「リクナビNEXT」と「ビズリーチ」の2つへの登録を先日やってみました。

自分の市場価値や、どんな転職先があるか知りたく、ついに重い腰を上げてみました。

登録すると、企業側からアプローチがあり、自分の市場価値や、どんな企業から引く手があるのか、肌感覚で知ることができます。

今の会社に一生いるつもりがないのであれば、こちらも早め早めにアクションしていくべきでしょう。

このあたりは、また、時間を見つけて記事にしていきたいと思います。

まとめ

◎サラリーマンを続けてわかったこと

  • メリット:安定給料・世間体
  • デメリット:仕事はつまらない・転勤リスクでかすぎ

◎サラリーマンを辞めるためにできる行動

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