株主優待銘柄を配当金投資に組み込むべきか?

株主優待

こんにちは。

配当サラリーマンの“いけやん”です。

 
株主優待については、賛否両論ありますが、高配当投資に組み込むべきでしょうか?
 

【結論】厳選の上、優待銘柄も組み込むべき

 

結論から申し上げると、私の場合、厳選した銘柄のみ保有し、株主優待も配当金の一部とみなしています。

 
通常の配当に、優待の金額換算分を合わせれば、トータルの「配当+優待」利回りは、710%程度までいくこともあり、なかなか魅力的です。
 
ここまでの利回りが得られれば、高配当投資のメンバー入りに申し分ないといえます。
 

よく聞く「株主優待反対論」とは

 
一方で、株主優待に対する反対論もよく聞かれます。
 
内容はだいたい、次のとおりですが、1番目は特に注意が必要です。

優待内容が改悪されたり、廃止されれば、保有メリットがなくなる。この際、優待銘柄は優待自体が株価の維持理由であるため、同時に株価も下落する傾向が強い。

優待制度は、外国人投資家や国内機関投資家にメリットが無いので、これらの投資家購入による株価下支え効果がない。

保有株数に比例しないため、株主平等の原則に反する(会社法では、「株式会社は、株主を、その有する株式の内容及び数に応じて、平等に取り扱わなければならない(109条)」と決められています。)

優待銘柄を組み込む時の注意点

 

私自身、優待狙いの銘柄を購入する際は、次の点に気をつけて判断しています。

その優待は、元々自分の生活を必須なものか?(マスト)

いくら配当利回りが30%!とか高くても、一切使用しない物品・サービスでは本末転倒です。
 
「優待の使い勝手が、自分の生活にマッチしているか」とも言えます。
 
 
自分の生活にマッチしている例
  • QUOカード
  • 生活必需品の割引券
 
自分の生活にマッチしていない例
  • (男性なのに)女性服の購入券
  • (車を所持していないのに)カー用品の割引券
 
私の場合、得られた優待は、お金に換算します。
 
そして、その商品を購入したことにし、その分を配当「金」扱いとして、次なる投資資金にしています。
 
実際に購入したと思えるか?」がポイントとなります。
 
そう思えないものは、元々自分の生活に真に必要なかった、いわば贅沢品であり、そのために資金を投入するのは、投資スタンスには合わないからです。
 

優待制度は長期間継続されているか

 
買おうとしている銘柄の優待は、十分継続されているのものでしょうか?
 
先ほども述べましたが、優待制度の改悪により、得られる優待のレベルが落とされてしまうことがあります。
 
優待制度が改悪されるときは、制度の充実などという名目で制度変更されることが多いですが、配当金への換算額としてはダウンしていることがほとんどです。
 
 
優待制度のサービス内容が改悪された場合、これに下支えされていた株価も揃って下落する場合が多いです。
 
この場合、株主は優待改悪・株価下落のダブルパンチを受けることになります。
 
優待狙いの投資は、配当だけの銘柄に比べて高い利回りを誇ることもありますが、このリスクを十分納得した上で組み込むべし、と肝に命じています。

優待目的で購入に値する銘柄

ここまで見たように、優待銘柄には、分配金の銘柄にはないデメリットがある分、「配当+優待」利回りは、高い数値になります。
 
これらのバランスを考慮し、問題ないと判断すれば購入します。
 
選定基準をクリアし、私がこれまで実際に購入した優待狙い銘柄は次の3つです。
  • ヤマダ電気
  • 山喜
  • ビッグカメラ(かつて所有していたが売却済)

参考サイト

優待狙いの銘柄探しにあたっては、次のサイトを参考にさせていただいています。
 
月ごとの「優待+配当利回り一覧」を調べることができ、非常に分かりやすいです。
 

まとめ

いかがだったでしょうか。
 
優待狙いの銘柄も利用しやすく、長年継続されているものであれば、十分導入に値します。
 
自分の生活にマッチした優待があれば、検討してみてはいかがでしょうか。

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