こんにちは。
配当サラリーマンの“いけやん”です。
この記事では、
株が暴落、下落する場面で行いたい投資方法である、「少額・定期積立・自動設定」
について、書きたいと思います。
目次
株の暴落・下落場面での投資方法は、「少額・定期積立・自動設定」が良い
下落・暴落場面=絶好のチャンス
2020年に入ってから、新型コロナウイルスの影響で株式市場は、世界的な暴落局面に入っています。
長期の投資家にとっては、絶好の買い場面であることは間違いありません。
この時期に、いかに保有株式を増やしていけるかが、5年・10年スパンで見たときの資産形成の肝であると思います。
アメリカ・日本ともに、リーマンショック時以上の経済対策を講じる、と早々に発表しており、コロナ収束後、中長期的には、株価が上場局面に転じることは堅いと思います。
いつまで、どこまで株価が落ちていくかは、誰にもわからない
しかしながら、どこまで・いつまで株価が下落していくのか分からないなか、底値に近いところで買うのは至難の業です。
リーマンショックのときは、
- アメリカは、経済対策がはやくて、半年後が株価の底だった、とか
- 日本は、アベノミクスの矢が放たれるまで、3年ほど株価低迷が続いた、とか
前回の肺炎(サーズ)が流行ったときは、
- WHOの終息宣言が出されたときが底だった、とか
過去の暴落時の実績を「参考にする」ことはできますが、今回のコロナと全く同じ状況ではないため、株価の底を「完ぺきに予測する」のは不可能です。
こうした場面では、
- 底値をつかみにいく
のではなく、
- 購入余力(資金)が尽きないように、時間を分散させてコツコツと買い増しを続けていくことで、ある程度の安値でしっかりつかんでいく
ことを目標とします。
国内株式は、1回の購入金額が大きすぎる
日本株の購入単位=100株では、1回あたりの購入金額が数万円~数十万円と高額のため、購入タイミングの判断を間違うと、すぐに資金が底をつきてしまいます。
このため、もう少し少額で購入が可能な方法が必要となります。
「信じられないぐらい安くなった!今が買い!」とホイホイ買っていると、そこから「さらに信じられないぐらい」下がって、その時にはもう資金切れ、、、というのがリーマンショックのときの経験談だそうです。
手動での買い増しもなかなか難しい
また、少額で購入できたとしても、
- 手動で定期的に購入するのは、経験上とても難しい
と考えます。
「しばらく下落⇒いずれは上昇」というシナリオは、頭では分かっていても、評価額がマイナスで下がり続ける表示を見ながら、購入を続けるのはけっこうなストレスです。
よって、一度、設定したら定期的に購入を続けてくれる「自動・定期積立」で買っていくのが良いと思われます。
これまでをまとめると、暴落・下落場面での投資方法は、
「少額・定期積立・自動設定」
の3点がポイントになります。
少額 | 資金切れしないように、現金余力に合わせて少しずつ。 |
定期積立 | 底がいつかは分からない。時間分散を効かせて、低迷期間で広く取得 |
自動設定 | しばらくは下がっていくから、手動での購入は、人間心理上とても難しい。 |
少額・定期積立・自動設定で投資する方法は3つ
「少額・定期積立・自動設定」を実現できる投資方法は、以下の3つがあります。
- 単元未満株(ミニ株・プチ株)
- 米国株
- 投資信託
単元未満株(ミニ株・プチ株)の少額・定期積立・自動設定
単元未満株は、国内株式を1株単位から購入することができます。
単元未満株の投資については、こちらの記事で詳しく解説しています。
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いけやんは、コロナ暴落をきっかけに、auカブコム証券でプチ株購入を始めました。
auカブコム証券のプチ株は、定期購入の場合、買付手数料が無料になるのが素晴らしいポイントです。
現状、日本株の単元未満株を手数料なしで定期積立できるのは、auカブコム証券だけですので、口座開設しておいて損はないと思います。
>auカブコム証券(口座開設はこちらからできます。)
米国株の少額・定期積立・自動設定
米国株も1株から買えるため、少額投資が可能です。安い銘柄だと1万円以下で投資できます。
SBI証券が、購入日設定に融通がきくため、おすすめです。
いけやんは、SBI証券の定期積立・自動設定でコツコツと購入を続けています。(こちらはコロナ前からです。)
>米国株(アメリカ株)を取り扱う証券会社3社を比較 おすすめはSBI
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投資信託の少額・定期積立・自動設定
投資信託も、少額・定期積立・自動設定で購入することができます。
いけやんは投資信託には力を入れていませんが、ほったらかし投資で手をかけたくない方には、配当金狙いの株式よりも、投資信託が向いていると思います。
(楽天証券でクレジットカードによる投信購入のみ、続けています。)
>投資信託の定期積立ができる証券会社4社を徹底比較! おすすめは楽天・松井
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