こんにちは。
配当サラリーマンの“いけやん”です。
この記事では、配当金投資で最も嬉しい瞬間である、配当金の入金について書きたいと思います。
配当金狙いの購入をすると決めてから、入金まで何ヶ月もかかり、金額もごくわずか。
当時は、嬉しいような、どこか物足りないような、不思議な感情だったのを覚えています。
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配当金をゲットする方法
配当金を得るには、その銘柄を購入し、配当支払い効力が発生する日(権利確定日)に所有している必要があります。
例えば、上の [2914]日本たばこ産業(JT)の場合、
- 中間配当として、「6/30に株主」であれば、8月下旬~9月上旬
- 期末配当として、「12/31に株主」であれば、3月下旬
に配当金が支払われます。
権利確定~支払いまでは、だいたい「3か月」の企業が多いです。
上の6/30や12/31のことを「権利確定日」といいます。
権利確定日とは、「株主として株主名簿に記載されることにより、株主優待や配当などの権利が確定される日」です。
さらに、「権利確定日に株主である(=株主名簿に記載される)」ためには、3営業日前までに株を購入する必要があります。
権利確定日の3営業日前を「権利付き最終日」、権利付き最終日の翌営業日を「権利落ち日」と呼びます。
つまり、中間配当をもらうためには、
- 6/27までに購入
- 6/30時点で株主名簿に記載
- 8月下旬~9月上旬に支払い
という流れになります。
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権利確定の直前に購入すれば効率的?
では、なるべく早く入金が欲しいので、権利付き最終日(6/27)の直前に購入すればよいでしょうか?
答えは、NOです。
権利発生日の直前は、配当狙いの買いが入り、理論上は配当額と同じだけ株価が上昇するので、ある程度前から購入する方がベターです。
私の場合、「権利確定日の3〜6ヵ月くらい前」に購入することが多いです。
このように、配当金投資の「仕込み」は、時間がかかり、本当にじっくり・ゆっくりです。
決して、すぐに華開く投資法ではありません。
今では、配当金を産む財布がだんだんと成長!
それでも、「○か月後に○円の配当金を支払う」ということがらは、会社経営陣が株主総会で承認され、決定されるので、ひっくり返ることは、そうそうありません。
これを多くの企業・銘柄で繰り返すことで、少しずつでも着実に「卵を産むニワトリ」を育てることができます。
私自身、今では、
- 配当金狙いの運用額は、760万円
- 保有銘柄数は、14種類
- 受取配当金の月額は、35,000円
となり、毎日とまではいいませんが、頻繁に数千~数万円の入金を得られるところまできました。
卵を産むニワトリが順調に育ってきました。
(2018年は8月末現在)
配当金入金の嬉しさ
配当金が自分の口座に入金されるのは、理屈抜きに嬉しいものです。何とも言えない快感があります。
クセになるというか、病み付きになる快感で、投資を続けていくモチベーションになります。
美味しいものを食べたのとも、性的な快感とも違う、独特の気持ちよさがあります。
おそらく、脳で何かしらの快感物質が伝達されているのでは、と思ってます。
富裕層は、「コップの水」を絶対飲まない
映画『マルサの女』でこんな場面があります。
統括官の「どうやったら、あんたみたいに金がつくれるのか?」という問いに対し、調査対象者はこんな話をします。
「あんた、今、ポタポタ落ちてくる水の下にコップ置いて、水、貯めてるとするわね。あんた、喉が渇いたからってまだ半分しかたまってないのに飲んじゃうだろ? これ最低だね。なみなみいっぱいになるのを待って、それでも飲んじゃダメだよ。いっぱいになって、溢れて、たれてくるやつ……。これを舐めて我慢するの。そうすりゃコップいっぱいの水は減らない・・・・」
現実世界も全く同じです。
一度、財を築いた者(コップの水を貯めた者)は、配当金(あふれる水)で財産を減らさずに生活できる。
これが資本主義の核心だと思います。
この話では簡単に理解できるのに、現実では、コップの水が溜まる前に飲んでしまう人が多いのです・・・。
配当金の嬉しさ⇒投資継続のモチベーションになる
資産形成では、「運用をやめないこと」が大切です。
「配当金の入金が、投資継続のやる気になる」ということは、けっこう重要なポイントだと考えています。
配当の支払いには約20%の税金がかかりますが、それを差し引いてでも、高配当戦略のメリットは大きいと思います。
受け取った配当金は、現時点では、複利効果を狙って再投資しています。。
投資効率だけを追い求めなければ、趣味や贅沢に使っても構いませんし、
生活環境が変われば、家賃支払いやローン返済の一部に回したり、子供の教育費に使っても構いません。
十分な資産を築いて、仕事を退職した後は、そのまま生活年金として使えます。
要は、配当金という名の「現金」が毎月手に入るため、使い方の小回りが利くということです。
配当金投資法は、この出口戦略(利益の使い勝手)が非常に優れている、と言えます。
インデックス投信の方が効率的?
長期投資でよく並べられる「インデックス投資信託の積立」は、将来に配当金支払いを繰り越すため、都度の税金徴収がありません。
このため、税金支払い上は、最も効率的であると言えます。
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インデックス投資信託の毎日積立で複利効果を最大化する - 配当サラリーマン“いけやん”の投資日記
こんにちは。配当サラリーマンの“いけやん”です。 この記事では、投資信託の複利効果が個別株式より優れている理由について書きたいと思います。 投資信託メリットは複利効果の大きさ長期投資で重要な複利効果ですが、個別株式で複利効果を最大限に発揮するのは案外難しいです。 これに対し、投資信託ではこれらの問題点を見事に乗り越え、最大限の複利効果で運用できると考えられます。 その理由について、見ていきましょう。【理由1】投資信託は、配当金を出さない 1つ目の理由は、投資信託は配当金(分配金)を出さない点です。 ...
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しかし、積み立てた後に取り崩しを開始しないと、その実を得ることができません。
(実は「インデックス投信の積立投資法」が語られる時に、この出口戦略まで言及されていることはあまり多くありません。)
この取り崩し開始時期の景気は、運用結果に大きな影響を与えるため、「それまでの積み立てによる時期分散効果を吹き飛ばすほどの時間依存リスクを何十年先に抱えている」と考えます。
それであれば、
高配当再投資戦術において、現在から定期的に配当金を現金として受け取り、支払いに対しても時間分散効果を利かせる。なおかつ、入金の快感を得る。(←重要!)
これらのメリットが、税金支払いのデメリットを上回ると考えます。(ただ、ここまで述べたのは、あくまで私個人の考えです。)
効率的なインデックス投資積立も甲乙つけがたい優秀な戦略です。
「高配当再投資」戦略と「インデックス投信積み立て」戦術、どちらを選ぶかは、最終的には各自の好みの問題に行きつくと思います。
まとめ
以上、配当金受取に対する考えをつらつらと述べました。
私は配当金が入る嬉しさを重視して、高配当株購入戦略を取っています。
特大ホームランはない、一歩ずつ、コツコツ型のやり方ですが、とても楽しい投資方法です。
まだの方も、ぜひ配当金投資を検討されてはいかがでしょうか。
お読みいただき、ありがとうございました!
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◆各個別銘柄はこちらで解説しています。(利回り・株価・配当金実績など)
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◆毎月の配当金の入金状況はこちらで公開しています。
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