現代では、各国家が自国のお金(法定通貨)を発行し、流通させて「金融システム」が成り立っています。
でも、「国が管理するお金が使われる」って、当たり前のことのようで、実はそうではありません。
- 今のお金の「弱点・問題点」4つ
- ビットコインがこれらの課題を「解決」できること
今のお金の弱点・問題点4つ
「現在のお金の弱点・問題点」として、次の4つが挙げられます。
- 実物として「管理」するコスト・リスク
- 「国家」に依存している
- 「銀行」に依存している
- 「国際送金」の使い勝手が悪すぎる
【1】実物として管理するコスト・リスク
1つ目に、お金の管理そのものが「コスト」がかかり、「リスク」であるということ。
「紙幣」や「貨幣」という実物がお金となっていることで、
- 持ち運んだり、
- 保管すること
それ自体がコスト・リスクです。
貨幣は重くてかさばるし、紙幣は火や水によって焼失・汚損リスクもあります。
多くの人が直接手で触るため、衛生面でも気になります。
また、盗難にあったり、紛失すれば、自分の資産消滅となります。
【2】国家依存
2つ目に国家に依存しており、私たちの財産の命運を握られているということ。
国家が安定しているうちはいいですが、経済政策を誤ってハイパーインフレが起これば資産価値は下落します。
特に2021年現在、コロナで経済的に困窮した人の救済を目的に世界中でお金をじゃぷじゃぷ刷りまくっている状況です(世界同時経済緩和)。
こうなると、
- 市中に出回るお金の量が増え、
- お金の価値は相対的に下がっていく
のは明らか。
「国民全員」に給付金10万円配布の意味。
もし、明日国民全員に5兆円配布されたら、どうなるか考えてみると感慨深い🤣
— 配当サラリーマン”いけやん” (@ikeike_009) April 21, 2021
今の1000万円の貯金は、数年後、数百万円のものしか買えないダメ通貨に成り下がっている可能性が大。
【3】銀行依存
3つ目に、国家だけでなく、銀行にも依存しているということ。
たいていの人は自分の資産を銀行に預けています。
全財産を家においておくのは現実的ではありません。
しかし、銀行に預けた時点で銀行の管理下に入り、その銀行のルールに縛られることになります。
具体的には、
- 出金にATM「手数料」がかかる、
- 出せる「時間」や1日に出せる「金額」に制限がある、
- 振り込めば「手数料」がかかる、
など。
これはビットコインのように「非中央集権」ではなく、銀行という「管理者」に依存しているからですね。
【4】国際送金
【3】とかぶるところもありますが、国をまたいだ国際送金では、手数料・送金時間ともに使い勝手が最悪な状況です。
仮想通貨なら、国家に依存せず、インターネット上であっという間に個人間送金ができます。組織に依存しないって自由!
仮想通貨・ビットコインは今のお金の問題を解決する
仮想通貨・ビットコインはこれまで説明してきた「現在のお金の弱点・問題点」を一気に解決します。
デジタルマネーなので、実物として管理する必要はない。持ち運んだりする必要はなし。
国家・銀行に依存しない、自由通貨。
国際送金は「リップル」など他のアルトコインで実現できそう。(ビットコインは微妙です)
今後、誰もが中身を理解していくべき「次世代の基礎教養」であることは間違いないですね。