基礎知識

仮想通貨(ビットコイン)と電子マネーの決定的な違い

読者さん
読者さん
ビットコインって、データ上のお金なんだろ?今までの電子マネーと一緒なんじゃないの。何が違うんだ?
いけやん
いけやん
一緒に見ていきましょう!

仮想通貨(ビットコイン)と電子マネーのちがいは「管理者がいるか」

仮想通貨(ビットコイン)と電子マネーは、どちらも電子上のお金=「デジタルマネー」

いけやん
いけやん
このため、一見同じようにも思えますが、その本質は全く異なります!

一番のちがいは「誰か管理するものが存在するか」

例えば、

  • Suica などの交通系電子マネ―
  • JAL・ANAのマイル
  • 楽天ポイントやペイペイ

などは、

いずれも運営する企業が「管理」しています。

いけやん
いけやん
ちゃんと、正しく使えるためには、中の人が「めちゃくちゃ」しっかり管理しないとダメ!サーバーとか、バックアップとか、、、
読者さん
読者さん
確かに。サーバーエラーで30分使えなかったら、ヤフーニュース載るな

普段、何気なく日本円と同じように使えるのは、

中央のサーバーでデータを保管して、問題なく機能するように管理

してくれているから。

電子マネーの事業者が倒産したり、撤退したら・・・

逆に、

  • 万が一倒産したり、

そこまでいかなくても

  • ポイント事業や一めた」といって撤退してしまうと、

ある日突然、私たちの電子マネーが「価値なし」になってしまう可能性もあります。

読者さん
読者さん
自分たちの財産が「誰かに依存している」ということか。

このように「特定の管理者に依存している」という意味では、

電子マネーは既存のお金がデジタル化されただけで、そこまで画期的とは言えません。

管理者不在で機能するビットコインの革新性に比べると、電子マネーも本質的には「今のお金(法定通貨)や銀行のネットバンクと同じ」と言えます。