貸し仮想通貨(レンディング)とは?
貸し仮想通貨(レンディング)とは、
「持っている暗号資産(仮想通貨)を貸すことで、その分の利息をもらえるサービス」
のこと。
定期預金や貸株の「暗号資産」版
貸し仮想通貨(レンディング)のイメージとしては、
- 銀行に決まった期間お金を預ける「定期預金」
- 証券会社に株を預ける「貸株」
が近いかもしれません。
※「途中で解約できるか?」など、細かい条件は微妙に違いますが・・・
貸す相手 | 預ける期間 | 途中解約 | 利率 | |
---|---|---|---|---|
定期預金 | 銀行 | 決まっている | 原則不可 | 0.1%台など |
貸株 | 証券会社 | 決まっていない | 可能 | 1~7%程度 |
貸し仮想通貨 (レンディング) |
仮想通貨取引所 | 決まっている | 原則不可 | 1~5%程度 |
≫参考 ▼いけやんがメインで使っているレンディングサービス「HashHubレンディング」の最新貸し出し利率は以下を参照!
貸し仮想通貨(レンディング)の利回りはどれぐらい?
例えば、コインチェックにビットコインを1年間貸し付けると、年間5%分のリターンをもらえます。
5%といえば、高配当株の利回りに匹敵。
悪くない話です。
もちろん、レンディングにもデメリットもあります。
(実際、ほとんどの人にとって、ベストな戦略は「ビットコインガチホ」です。)
≫参考 仮想通貨の投資は「ビットコインだけ買っていけば十分」である理由4つ
貸し仮想通貨(レンディング)のメリット
貸し仮想通貨(レンディング)のメリットは、以下2つ。
- 強制的に「ガチホ」を実践できる
- 「高い利回りの不労所得」をゲットできる
レンディングのメリット【1】強制的に「ガチホ」を実践できる
レンディングのメリット1つめは、強制的に「ガチホ」を実践できること。
持ち続けるのは難しい!
暗号資産(仮想通貨)は、これから10年、20年かけて、大きく価値を伸ばすでしょう。
ただ、難しいのは「その過程で売ってしまわない」こと。
つい利確したくなったり、下落が怖くて売りたくなったりします。
・・・というか絶対します。
9倍になったグーグル株をガチホできたか?
例えば、こちらはグーグルの長期の株価チャート。
2007年に230ドルで買った株をず一一っとホールドできたら、現在2100ドル。なんと9倍!
ただ、本当に今までホールドできた人は・・・ほとんどいないでしょう。
実際には、「2倍とか3倍になった時点」でテンションが上がって、(あるいは、下落が怖くて)売ってしまう人がほとんどです。
「強制的に出せない」のがよい
そこでレンディングの出番。
強制的に出せない状態を作り出すことで、途中の売却を避けることができます。
というわけで、暗号資産(仮想通貨)の未来を信じ、
「何があっても売らない!ガチホする!」
のであれば、レンディングを使わない手はありません。
レンディングのメリット【2】「高い利回りの不労所得」をゲットできる
レンディングのメリット2つめは「高い利回りの不労所得」をゲットできること。
が、そもそも、年3%とか5%とかの利回りも普通の株式と比べて悪くないレベル。これは立派な不労所得です。
HashHubから5月のレンディング分きたー!
6月は#BTCの利率7%!
ちょっと追加した😆 pic.twitter.com/4biN5xWzQi— 配当サラリーマン”いけやん” (@ikeike_009) June 3, 2021
貸し仮想通貨(レンディング)のデメリット
貸し仮想通貨(レンディング)のデメリットは、以下2つ。
- 取引所の閉鎖・倒産リスク
- 途中で解約できない(解約金かかる)
レンディングのデメリット【1】取引所の閉鎖・倒産リスク
レンディングのデメリット1つめは、取引所の閉鎖・倒産リスク。
閉鎖・倒産=終了\(^o^)/
貸している取引所が閉鎖したり、倒産したら終了です。
貸していた通貨がすべて消えます。
大手の業者を使うべき
これを避けるためにも、ある程度、有名で大手の取引所を使いましょう。
- セキュリティや経営状態が問題ないか?
- 万が一の際にちゃんと返金されるか?
といった点で、小規模な取引所は避けるべき。
具体的には、大手の金融グループがバックについている取引所がいいでしょう。
≫参考 仮想通貨:取引所を選ぶポイント【5つ】とおすすめ取引所【3選】
取引所・レンディング先は分散させよう
さらに、倒産・破綻リスクを抑えるのために、取引所・レンディング貸出先ともに分散させて、複数使うことがめちゃくちゃ重要です。
≫参考【仮想通貨】取引所口座を2個以上持ち、使い分けるべき理由3つ【リスク分散必須】
レンディングのデメリット【2】途中で解約できない(解約金かかる)
レンディングのデメリット2つめは、途中で解約できない(解約金かかる)こと。
メリット【1】「ガチホできる」の裏返しになりますが、貸し仮想通貨(レンディング)は途中で解約することはできません。
または解約できる場合でも、解約金がかかります。
途中で現金が必要になったり、利確したくなっても、やめることができません。