ここでは有名な「アルトコイン」3つ
- イーサリアム(ETH)
- リップル(XRP)
- テザー(USDT)
を解説します。
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イーサリアム:「スマートコントラクト」機能
イーサリアムの特徴
「スマートコントラクト」という契約の自動執行機能を持った仮想通貨です。
表記・単位は「ETH」。
その名のとおり、
- スマートに=「賢く」
- コントラクト=「契約」
を行う機能がついたコインであり、「多機能型のビットコイン」とも呼ばれます。
イーサリアムの「スマートコントラクト」で実現できること
例えば、
- 「ある期日が来たら送金する」とか、
- 「条件がそろえば契約状態を解除する」といった、
前もって決められた動作を間違いなく行えます。
これが実現されると、
- 証券の売買
- 不動産・自動社の契約
- 保険の支払い執行
など、「今は人力で行っている契約行為」がすべてイーサリアムのシステム上で自動化できます。
イケハヤ氏は、
- ビットコインは「デジタルゴールド」
- イーサリアムは「ワールドコンピュータ」
という表現をしています。
イーサリアムを買える取扱所
イーサリアムを買うのは、「ビットフライヤー」か「GMOコイン」がおすすめ。
理由は、取引所で板取引できるから。
▼仮想通貨の「取引所選び」は、以下の記事を参考に。
▼おすすめ取引所3つの「詳しすぎる解説記事」は以下。
リップル:「国際送金」に強み
リップルは、国をまたぐ「国際送金」を目的にしたコインです。
表記・単位は「XRP」。
いまの国際送金の「問題点」
これまで、銀行経由の国際送金には、
- 送金手数料の高さ(←めちゃ高い!)
- 送金速度(←めちゃ遅い!)
という2つの問題がありました。
有名な通貨ならまだマシ
海外へ送金しようとすると、
- 両替に「為替手数料」
- 送金に「送金手数料」
がかかります。
為替手数料は、例えば「円⇔ドル」とかだと、そこまで大したことありません。
マイナー通貨だとひどい状況
ところが、マイナーな通貨同士の両替だと、流通量自体が少ないです。
このため、いったん、間に「ドルを経由」します。(ドル=「基軸通貨」)
その結果、
為替手数料も2回かかる。時間もかかる
というイケていない状況。
リップルがドルの代わりに「基軸通貨」となる
そこで、間のドルの代わりに「リップル」が入ることで、両替にかかる時間や手数料を削減できるといわれています。
例えば「日本円↔︎リップル↔︎米ドル」のように、国際送金でリップルが架け橋として活用されることが期待されています。
国際送金を見据えて、リップルは「処理速度」重視
リップルはビットコインに比べて処理コストが安く、取引の処理はわずか数秒で完結します。
- BTCの送金スピード:16件/1秒
- XRPの送金スピード:1500件/1秒
リップルを買える取扱所
リップルを買うのは、「ビットフライヤー」か「GMOコイン」がおすすめ。
理由は、取引所で板取引できるから。
▼仮想通貨の「取引所選び」は、以下の記事を参考に。
▼おすすめ取引所3つの「詳しすぎる解説記事」は以下。
テザー:1ドルに連動する「ステーブルコイン」
テザーの特徴
続いて、ステーブルコイン「テザー」について。
テザーは、ドルに連動するように設計されたステーブルコイン。
表記は「Tether」で、単位は「USDT」。
テザーの価格は常に「1ドル」と同じになるように連動しています。
テザーの活用方法
テザーが活躍するのは、
ビットコインなどで利益が出て、いったん利確したい!!
こんな場面。
仮想通貨のまま(クリプトスペースに置いたまま)変動の小さいステーブルコインに換えることができます。
- 「テザー」は、「価格変動ほぼゼロ」のステーブルコイン ※1テザー=1ドル
- 価格変動のないテザーに変えれば、持っているBTCなどが下落しても、利益を確保できる
ちなみに、ステーブルコインの80%はテザーです。
テザーを買える取扱所
テザーは、国内の取引所では取り扱いがありません。
海外取引所の「バイナンス」で買うことができます。運営は海外ですが、日本語に対応。
まとめ
以上、ビットコイン以外のアルトコインのうち、有名なコインなコイン3つの特徴でした。