ビットコインはお金の代わりに普及するか？お金の役割３つから検証

このページでは

について、解説していきます。

このあたりを整理しながら、理解を深めていきましょう!

結論

はじめに結論から。

このページでお伝えする内容は、以下のとおり。

お金の役割３つ

もともと、お金には３つの役割があります。

お金の役割①　価値の交換

お金の役割1つ目は「価値の交換手段」としての役割。

最初の取引：欲しいもの同士を直接交換

もともとは「肉と魚」「どんぐりと水」など、

お互いに欲しい物を持っている人どうしが物々交換していました。

ただ、これだと、

にいないと交換が成り立たない。

お金の誕生：価値交換の仲介役としてお金が機能

そこで「肉とお金」「お金と魚」を交換すれば、先ほどの問題が解決できます。

これらの物品の「仲介役」として、お金が入ることで

交換がスムーズにいく！ということですね。

お金の役割②　価値の尺度

お金の役割2つ目は「ものの価値を測る尺度」としての役割。

・・・など、いろいろな場面で、

お金がものの価値を測る「ものさし」として機能しています。

お金の役割③　価値の保存

お金の役割3つ目は「ものの価値を保存」する役割。

お金は、時間が経っても

腐ったり、価値が下がることは（原則）ありません。

この機能は「時間が経っても変わらない」という性質がマスト。

貴金属だと、金（ゴールド）のように「劣化しない(錆びない)」のが最低条件になってきますね。

ビットコインは「お金の役割３つ」を満たしているか

では、このお金の役割3つを「ビットコインは満たしているか？」というと以下のとおり。

現状、ビットコインは

今日500万だった1BTCが、1か月後には600万円になったり・・・

と変動(ボラリティ）が大きい状態。安定性が欠けています。

ビットコインは「価値の交換」「価値の尺度」としては機能していない

なので、

するには厳しい。

ビットコインは「価値の保存」としては機能する

これに対して「③価値の保存」＝資産としては、たとえ短期的には変動したとしても、

「長期的に見て、価値が下がらない」ことが重要です。

ビットコインは日々の変動は大きいけれど、

5年・10年の「長期スパン」では価値上昇は硬いので、

「③価値の保存」としては十分機能すると言えます。

ビットコインはお金の代わりになれるか

ということで「ビットコインはお金の代わりになれるのか?」という疑問に対しては、

といえます。

これからも金(ゴールド)と同じように資産として買われていくことに特化していくでしょう。

≫参考 有名なアルトコイン「イーサリアム」「リップル」「テザー」の特徴