読者さん
ビットコイン、ブロックチェーンのすごさは分かったけど、問題点・死角はないのかね。この辺をしっかり納得できないと、投資しにくいよな。
いけやん
了解です、こんな疑問にお答えします!
ビットコイン・ブロックチェーンの技術的デメリット
ビットコイン・ブロックチェーンの「技術的デメリット」について2つ挙げます。
- ビットコインは取引速度が遅い
- スケーラビリティ問題
順番に解説していきます。
ビットコインの技術的弱点【1】ビットコインは取引速度が遅い
ビットコインの技術的な弱点1つ目は「取引速度の遅さ」。
ビットコインは「1つの取引が正式に承認される」のに時間がかかります。
また、ビットコインは、1つのブロックの記録容量が小さく、
1秒間にさばけるトランザクション(取引)の数は「7件ほど」
といわれています。
国際送金を目的として開発された「リップル」に比べると、約100倍もの時間がかかっています。
- ビットコインの送金スピード:16件/1秒
- リップルの送金スピード:1500件/1秒
読者さん
ずいぶん差があるな。
ビットコインの技術的弱点【2】スケーラビリティ問題
ビットコインの技術的な問題点2つ目は「スケーラビリティ問題」。
スケーラビリティ問題とは?
スケーラビリティ問題とは、取引量(スケール)が増えるに連れて、
- 送金に時間がかかったり、
- 送金のリクエストが承認されなかったり、
- 取引手数料が高騰する
・・・といった問題。
いけやん
ビットコインが登場した当初、取引量はまだ微々たるものでした。
しかし、取引量(スケール)が開発時に想定していた以上となったことで、もろもろの処理に時間がかかる可能性があります。
1ブロックに入る情報量には限りがあるので、収まらないトランザクション(取引)は、「次のブロック=10分後」まで順番待ち、お待ちください~。ということですね。
そうすると、
- 取引の遅延が起こり、
- 早く処理するために手数料が高額になりやすく、
- それを嫌って利用者が離れていく
・・・という悪循環になるリスクがあります。