こんにちは。
配当サラリーマンの“いけやん”です。
2019年7月4日、マネックス証券より、米国株式の取引手数料の引き下げの発表がありました。
これまでは最低5ドル(税抜き)の手数料がかかっていましたが、これからは、最低0.1ドル(税抜き)となります。
>公式リリース ダウ指数最高値!最低取引手数料を0.1米ドルへ!
以前、こちらの記事では、
米国株購入の際、いくら以上まとめて買えば、購入手数料が許容範囲内になるか(=手数料負けしないか)
について、SBI証券・楽天証券の場合で計算してみました。
こんにちは。配当サラリーマンの“いけやん”です。高配当が魅力のアメリカ株。しかし、海外株式は国内株式に比べ、購入手数料が高いため、ある程度まとめて買わないと手数料負けしてしまいます。 この記事では、米国株購入の際、いくら以上まとめて買えば、購入手数料が許容範囲内になるか(=手数料負けしないか)について、SBI証券・楽天証券の場合で計算してみました。 米国株・アメリカ株の購入手数料はいくらになるのか?購入価格の何%?【SBI証券・楽天証券】税抜きの購入手数料SBI証券・楽天証券の場合、アメリ...
米国株取引で手数料負けしない購入金額はいくらか?【SBI証券・楽天証券】 - 配当サラリーマン“いけやん”の投資日記
そこで、この記事では、
今回の取引手数料変更により、マネックス証券の場合、どのような買い方がベストになるか
について、考察してみたいと思います。
目次
米国株 取引手数料の変更内容【マネックス証券】
今回のマネックス証券の米国株・手数料変更では、
これまで5ドルであった、最低取引手数料(税抜き)が、0.1ドルに変更されています。
一方で、取引手数料を算出する式の0.45%という数字は変わっていません。
取引手数料(税引き)= 約定代金 ✕ 0.45%
また、取引手数料の最高金額も20ドル(税引き)で変わっていません。
証券会社ごとの米国株取引手数料の比較【マネックス証券・SBI証券・楽天証券】
これまで、米国株の取引手数料は、マネックス証券・SBI証券・楽天証券の3社で横並びでしたが、今回の変更で、下の赤字部分が下がり、マネックス証券が一歩抜け出したことになります。
米国株・アメリカ株の購入手数料はいくらになるのか?購入価格の何%?【マネックス証券】
以上を踏まえて、マネックス証券における、米国株購入時の手数料について、考察を進めます。
税抜きの購入手数料
マネックス証券の場合、アメリカ株の購入手数料は次のようになっています。
米株買付手数料(税抜き) |
約定代金の0.45% 手数料下限0.1ドル/上限20ドル |
---|
税込みの購入手数料
上記は、税抜きの場合ですので、8%の消費税を考慮すると、次のようになります。
米株買付手数料(税込み) |
約定代金の0.45% 手数料下限0.108ドル/上限21.6ドル |
---|
グラフは3つの領域に分かれます。
①約定代金 ~24ドル ⇒購入手数料 0.108ドル定額(実質ほぼ0ドル)
②約定代金 24ドル~4450ドル
③約定代金 4450ドル~ ⇒購入手数料 21.6ドル定額
今回設定された、最低取引手数料0.108ドル(税込)というのは、実質ほぼ0ドルですので、
4450ドル未満の取引は、手数料=約定金額✕0.45%(比例)
4450ドル以上の取引は、手数料=21.6ドル(定額)
ということになります。
【米国株・アメリカ株】購入代金ごとの手数料率はいくらか?【マネックス証券】
これを踏まえると、手数料率(手数料/約定代金)グラフは次のようになります。
約定代金 ~4450ドル
購入金額「~4450ドル未満」の取引では、手数料率は、一律0.486%(税込み)となります。
約定代金 4450ドル~
一方で、購入金額が「4450ドル以上」の取引になると、手数料率は0.5%以下に下がっていきます。
購入手数料は低いに越したことはありませんが、50万円以上の株式を一度に買うのは時間分散の観点からもあまり望ましくなく、現実味は薄れます。
【米国株・アメリカ株】購入代金ごとの手数料率はいくらか?【SBI証券・楽天証券】
一方、以前こちらの記事で見たように、SBI証券・楽天証券における、米国株取引時の手数料率は、下のグラフのようになります。
最低取引手数料が20ドル(税引き前)であるために、
1110ドルまでの低額取引時に手数料率が高くなる点
が問題でした。
すなわち、今回のマネックス証券の変更のメリットは、
従前の3社(マネックス証券・SBI証券・楽天証券)では、取引手数料負けを防ぐために、最低でも10万円以上の取引としないといけなかったところ、
マネックス証券に限り、10万円以下の低額取引でも手数料率が低くなった点
であるといえます。
さて、これを踏まえ、これまでSBI証券で取引していた米国株をマネックス証券に乗り変えるか、、、、ですが、今のところ考えていません。
結局、「1110ドル(12万円程度)以上まとめて購入する」という制約は、もともとそれほど厳しいものではないため、取引証券会社を変えるほどのインパクトにはないと思います。
SBI証券でも、同じ手数料に改定されるのを心待ちにしています!(笑)
まとめ
今回のマネックス証券の手数料変更に際し、どのように購入すれば米国株式の取引で手数料負けしないかについて考察しました。
【結論】
米国株購入の際、SBI証券、楽天証券では、手数料負けしない購入金額は、1110ドル以上。この時、手数料率は0.486%。
マネックス証券も従来は上記2証券会社と同じであったが、今回の変更により、1110ドル以下でも手数料率は0.486%となる。
いけやんも投資を始めて最初の5~6年は国内株式、国内REITなどでしか運用していませんでしたが、現在は、米国株をメインにすべく、毎月15万円弱で1銘柄ずつ米国株を購入しています。
◆米国株の保有割合がだんだん増えてきました。配当金の入金も少しずつ出てきています。
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◆米国株は、日本株に比べて株主還元意識が高く、高利回り、連続配当銘柄が多いです。
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