仮想通貨取引所の「GMOコイン」を紹介します。
【GMOコイン】取引所の「概要」
取扱通貨数 | 15種類 ※国内取引所で最大 |
設立 | 2017年9月29日 関東財務局長 第00006号(暗号資産交換業) 関東財務局長(金商)第3188号 |
運営会社 | GMOコイン株式会社(企業HP) |
〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1-2-3 渋谷フクラス(SHIBUYA FUKURAS) | |
PCサイト・スマホサイト | 「取引所」(BTC・ETH・XRPなど5種類)と「販売所」(15種類) |
スマホアプリ | 「取引所」(BTC・ETH・XRPなど5種類)と「販売所」(15種類) |
取引所の手数料 |
Maker:-0.01% Taker:0.05% →解説 |
自動定期積立 | 「販売所」(12種類)のみ(公式HP) |
その他 |
レバレッジ取引、暗号資産FX(信用取引)もあり |
GMOコインはGMOクリック証券などで有名なGMOグループの一員。
シンプルで分かりやすい取引画面・イーサリアムが取引所で買えることなどから、いけやんも使っています。
GMOコインには、レバレッジ取引・暗号資産FX(信用取引)がありますが、いけやん自身やっておらず、推奨できないので、本サイトでの解説は割愛します。
最近、メインのコインに次いで使い始めたGMOコインの特徴(メリット・デメリット)
〇
・使いやすい取引画面
・イーサリアムも取引所で買える×
・取引手数料が無料ではないというわけで、
・ビットコインはコインチェック
・イーサリアムはGMOコイン
で使い分けて買っていくことにした。— 配当サラリーマン”いけやん” (@ikeike_009) April 29, 2021
【GMOコイン】使うのを「おススメできる/できない人」
最初に結論から。
あなたが仮想通貨を買うのにGMOコインを「おススメできるか」は、以下のとおり。
GMOコインを「おススメできる人」
GMOコインを使うのが向いているのはこんな人。
- ビットコイン以外の「メジャーなアルトコイン」も買っていきたい人(ETH・XRP・BCH・LTC)
- 住信SBIネット銀行「以外」の銀行から入金したい人
コインチェックでは板取引ができない「ETH」「XRP」「BCH」「LTC」が取引所で買えるのが一番のメリットです。
GMOコインを「おススメできない人」
逆に、次の人にはGMOコインはおすすめしません。
- ビットコイン「だけ」を買っていきたい人
GMOコインを「おすすめする/しない理由」
上記の理由ですが、GMOコインは、
- ビットコイン以外のアルトコインも取引所で「板取引」できる(ETH・XRP・BCH・LTC)
- メガバンクも含めた複数の銀行から即時入金できる(手数料無料)
である一方、
- 取引所でのコイン購入に手数料がかかる(最大0.5%)
ビットコインをメインで買っていくのであれば、手数料無料の「コインチェック」がいいでしょう。
なお、GMOコインのメリット・デメリットは「ビットフライヤー」とも似ています。
リスク分散を目的に、いけやんは
- 「コインチェック」
- 「GMOコイン」
- 「ビットフライヤー」
の3つを使っています。
以下、このGMOコインの特徴を詳しく見ていきます。
【GMOコイン】取引所を使う「メリット」
GMOコインで取引する「メリット」は、以下のとおり。
- 【1】ビットコイン以外のアルトコインも取引所で「板取引」できる(ETH・XRP・BCH・LTC)
- 【2】メガバンクも含めた複数の銀行から即時入金できる(手数料無料)
- 【3】サイト構成が分かりやすく、「取引所」と「販売所」も見分けやすい
- 【4】金融大手の「GMOグループ」の一員である
いずれも仮想通貨を買っていく上で、重要なポイントをクリアしており、メイン口座として使っていくのに十分なスペックです。
GMOコイン「メリット」【1】ビットコイン以外のアルトコインも取引所で「板取引」できる(ETH・XRP・BCH・LTC)
コインチェック | ビットコイン(BTC)・イーサリアムクラシック(ETC)・ファクトム(FCT)・モナコイン(MONA) |
---|---|
ビットフライヤー | ビットコイン(BTC)・イーサリアム(ETH)・リップル(XRP)・ステラルーメン(XLM)・モナコイン(MONA) |
GMOコイン | ビットコイン(BTC)・イーサリアム(ETH)・リップル(XRP)・ビットコインキャッシュ(BCH)・ライトコイン(LTC) |
GMOコインの一番の特徴は、ビットコイン以外の「メジャー」なアルトコインも取引所で板取引できる点。特にイーサリアム・リップルが取引所で買えるのは、嬉しい人が多いのではないでしょうか。いけやんも最初のころはイーサリアムをコインチェックの販売所で泣く泣く(?)買っていましたが、最近は「GMOコイン」や「ビットフライヤー」買うようになりました!(※遅い)
GMOコイン「メリット」【2】メガバンクも含めた複数の銀行から即時入金できる(手数料無料)
GMOあおぞらネット銀行|楽天銀行|住信SBIネット銀行|PayPay銀行|三菱UFJ銀行|みずほ銀行|りそな銀行|埼玉りそな銀行
GMOコインでは、メガバンク・主力ネット銀行など、かなり多くの銀行から入金することができます。しかも、銀行からの振り込みではなく、GMOコインチェック側からの即時入金・手数料無料です。
基本的には最強ネットバンクである「住信SBIネット銀行」からの振り込みでどんな入金も対応できる(していくべき)です。・・・が、住信SBIネット銀行を持っていない場合でも、GMOコインであれば、入金可能。
GMOコイン「メリット」【3】サイト構成が分かりやすく、「取引所」と「販売所」も見分けやすい
GMOコインは、ブラウザサイト・アプリともにサイト構成が分かりやすく、「取引所」と「販売所」を区別するのも簡単です。初心者にもやさしく取引できる環境です。
「販売所のスプレッド」が一目でわかるのも、ある意味良心的(?)。使わないけど。
≫参考 「販売所ではなく、取引所で買う」仮想通貨を買う時の最大の注意ポイント
ちなみに、初期設定は「黒基調のサイトカラー」になっています。真っ黒な画面が苦手(?)な人でも白基調のカラーに変更できるので、ご安心ください。
GMOコイン「メリット」【4】金融大手の「GMOグループ」の一員である
名前からもわかるように、GMOコインは金融大手の「GMOグループ」の一員。私は常々言っていますが、仮想通貨の取引所選びで「金融大手グループがバックについているか」は非常に重要。取引所のハッキング、コイン流出といった万が一の際にも雲隠れせず、きちんとして対応が期待できるから。大企業ほど、雲隠れして補填から逃げるよりも、グループ全体の評判が下がることの方を嫌がりますからね。
【GMOコイン】取引所を使う「デメリット」
GMOコインで取引する「デメリット」は以下のとおり。
- 【1】取引所でのコイン購入に手数料がかかる(最大0.05%)
魅力的なメリットが4つあり、申し分ないと思われるGMOコイン。ただし、個人的にコインチェックに勝てないと思うのは、このデメリット「取引手数料」です。唯一にして、大きな欠点であるといえます。
GMOコイン「デメリット」【1】取引所でのコイン購入に手数料がかかる(最大0.05%)
以下は、他の取引所のビットコイン購入手数料。
コインチェック | 無料 |
---|---|
GMOコイン | Maker:-0.01%/Taker:0.05% |
bitFlyer | 0.01 ~ 0.15% |
コインチェックの手数料が無料であるのに対し、GMOコインでは取引手数料がかかります。Takerとなった時には「0.05%」の手数料を取られます。Makerであれば「‐0.01%」つまり逆に得するようになっていますが、Maker、Takerは狙えるものではないため、メリットよりもデメリットの側面が強いと考えます。
取引所(現物)の板に出ている指値注文について売買が成立した際に、その指値注文を出していた取引参加者を「Maker」と呼び、その相手方となる注文を発注した側を「Taker」と呼びます。
というわけで、イーサリアムやリップルを多く買っていくのであれば、板取引できるという点でGMOコインが魅力。しかし、ビットコインをメインで買っていくのであれば、手数料のかからないコインチェックをメイン口座として使っていくことをおススメします。
【GMOコイン】取り扱いコインー覧
GMOコイン【取引所】取り扱いコイン
GMOコイン「取引所」取り扱いコインは、以下の5種類。
ビットコイン(BTC)・イーサリアム(ETH)・リップル(XRP)・ビットコインキャッシュ(BCH)・ライトコイン(LTC)
コインチェックでは板取引できない「イーサリアム」「リップル」が取引所で買えるのは大きなメリットです!
GMOコイン【販売所】取り扱いコイン
GMOコイン「販売所」取り扱いコインは、以下の12種類。
ビットコイン(BTC)・イーサリアム(ETH)・ビットコインキャッシュ(BCH)・ライトコイン(LTC)・リップル(XRP)・ネム(XEM)・ステラルーメン(XLM)・ベーシックアテンショントークン(BAT)・オーエムジー(OMG)・テゾス(XTZ)・クアンタム(QTUM)・エンジンコイン(ENJ)
まぁ、「販売所で買うことはない」ので、ココはぶっちゃけどうでもいいです。
【GMOコイン】取引手数料・購入ルール
GMOコインの取引手数料【取引所】
GMOコインの【取引所】での取引にかかる手数料は「Maker:-0.01%/Taker:0.05%」です。
特にビットコインを買うとき、これがデメリットとなるのは先に述べたとおり。ビットコインをメインで買っていくなら、コインチェックに軍配!
GMOコインの最低購入価格、単位【取引所】
GMOコインの【取引所】での最低購入価格について。
ビットコイン | 0.0001BTC以上 |
---|---|
イーサリアム | 0.01ETH以上 |
リップル |
1XRP以上 |
ライトコイン |
0.1LTC以上 |
ビットコインキャッシュ |
0.01BCH以上 |
例えば
- ビットコインは、「1BTC=600万円」のとき、「600円以上」
- イーサリアムは、「1ETH=20万円」のとき、「2000円以上」
- リップルは、「1XRP=150円」のとき、「150円以上」
がそれぞれの最低購入価格になります。
なお、価格の変動により、最低取引単位は変わる可能性があります。最新の情報は、こちらのGMOコインの公式ページ(ページ中段「取引ルール」)で確認できす。
GMOコインの発注方式【取引所】
GMOコインの板取引では、
- 「成行」発注
- 「指値」発注
ができます。
【GMOコイン】取引所と販売所「見分け方」
GMOコインの取引環境は、大きく分けて以下の3つがあります。
- PCブラウザサイト
- スマホブラウザサイト
- アプリ
それぞれが「取引所」なのか、「販売所」なのかについては、以下のとおり。
(ブラウザ)Webサイト | 「販売所」と「取引所」がある |
---|---|
(スマホ)Webサイト | 「販売所」と「取引所」がある |
スマホアプリ | 「販売所」と「取引所」がある |
いずれの環境でも「取引所」で板取引をすることができます。
以下、イメージを掴んでいただくために、取引画面を画像で紹介します。
GMOコインの「PCブラウザサイト」画面
GMOコインの「PCブラウザサイト」です。
画面左のメニューで「取引所」「販売所」を簡単に見分けることができます。
↓取引所の発注画面。
分かりやすく、直感的に操作できるはずです。成行発注ができるのも助かります。
GMOコインの「スマホブラウザサイト」画面
GMOコインの「スマホブラウザサイト」です。
ログイン後のトップ画面から左上の「メニューマーク」をタップ⇒「取引所 現物取引」と進みます。
取引画面はPCブラウザサイトと同じく、分かりやすいです。
GMOコインの「アプリ」画面
GMOコインのスマホアプリは、ブラウザサイトに比べて少し分かりにくいです。
取引所で発注画面にいくまでの流れは、以下のとおり。
- ①ログイン後の画面左下「取引所現物」
- ②「通貨」をタップ
- ③「注文」ボタン
【GMOコイン】自動積み立て
GMOコインには、一度設定したら自動で定期的に買っていける自動積み立ての機能があります。GMOコインの公式名称は「つみたて暗号資産」概要は以下のとおり。
買い付け方式 | 販売所(!) |
---|---|
対象コイン | 販売所で取り扱いがある12種類のコイン |
積み立て金額 | コインによる(例えばBTCは1,000円/月~) |
積み立て日 | 「毎月10日」 |
入金方法 | 指定の銀行口座から毎月引き落とし |
最新・詳細な「つみたて暗号資産のルール」はこちらの公式HPで確認できます。
仮想通貨を買うのって、入金・資金管理・チャート確認・ログイン・購入操作、、、、とそれなりに手がかかります。なので、自動で積み立て購入できるのは、かなり助かります。
ただし、買い付け方式が「販売所」である点には要注意!スプレッド分損します。
↑GMOコインの公式の案内でも「販売所サービスでの購入」であることが明記されています。
参考までに、GMOコインの買う時と売る時の差(スプレッド=運営に払う手数料)はこんな感じ。
↑同じ時でも1BTCを買うと「623万円」、売ると「605万円」。差の18万円がスプレッドで、運営の利益となります。
もし、自動積み立てを使うのであれば、
- 手動でコツコツ買っていく「面倒さ」をお金で解決!
- 「ビットコインはどうせ長期的には何倍にも上がるんだから、スプレッドには目をつむる!
と、割り切りるのであれば、自動積み立てで買っていくのもアリかと考えます。
【GMOコイン】レンディング(貸し仮想通貨)
GMOコインの「レンディング(貸し仮想通貨)」について。
対象コイン | BTC・ETH・XRPなど全12種類 |
---|---|
利率(貸出期間) | 年率1%(1か月間) |
年率3%(3か月間) | |
貸し出し最低額 | 0.1BTC相当~(BTCの場合) |
中途解約 | 「償還時に受取予定の貸借料の10%」で解約可 |
募集状況 | 空きが出次第、募集開始。先着申し込み順。 |
こちらも、GMOコインほどの大手で、まずまずの利率ですが、GMOコインのレンディングは、いずれもコインも「募集されていません」。
今後、募集されるのをずーーっと待っているのは、、、、あまり現実的ではないでしょう。
【GMOコイン】口座への入金(対応銀行、手数料、かかる時間)
GMOコインで仮想通貨の口座に入金する方法・手数料について。
入金方法 | 即時入金 |
---|---|
対応銀行 | GMOあおぞらネット銀行 楽天銀行 住信SBIネット銀行 PayPay銀行 三菱UFJ銀行 三井住友銀行 みずほ銀行 りそな銀行 埼玉りそな銀行 |
手数料 | 無料 |
かかる時間 | 即時(24時間365日) |
これだけ「多くの銀行」から「24時間365日」「手数料無料」で「即時入金」としているのは申し分ありません。入金面の使い勝手に関しては、仮想通貨の取引所の中でトップクラスと断言します。
【GMOコイン】口座開設の手順
概要解説。詳細は別記事で。
【GMOコイン・口座開設】準備するもの
本人確認書類
- 運転免許証
- マイナンバーカード
↑どちらかがあればOK
スマホ
- 本人確認書類を撮影して、アップロードする
- ログインのための2段階認証
銀行口座
日本円の入金・出金用。
振込手数料が無料の「住信SBIネット銀行」を使いましょう。
本人確認は、スマホで免許証などを撮影
口座をつくる時の本人確認について。
GMOコインでは、免許証などの本人確認書類をスマホで撮影してそのまま送信します。
これが楽ちん。その日のうちに口座開設を進めることができます。
【GMOコイン・口座開設】かかる日数
必要書類をスマホからアップロードできるので、その日のうちに口座開設・取引開始できま・・・した。(2020年10月時点)
ここまで未編集