このページでは、
「コインチェック」と「ビットフライヤー」の違い、選び方
について、解説します。
【結論】コインチェックとビットフライヤーは「買いたいコイン」によって使い分けよう
最初に結論から。
コインチェックとビットフライヤーのどちらの口座を持つべきか?
という疑問に対しては、
「買いたいコイン」によって使い分ける
というのが答えです。
ビットコインを買うなら「コインチェック」
例えば、買いたいコインが「ビットコイン」であれば、コインチェックで買うのが正解。
ビットコインの他、次のコインであれば、コインチェックが一番お得となります。
- ビットコイン(BTC)
- イーサリアムクラシック(ETC)
- ファクトム(FCT)
- ネム(XEM)
イーサリアム、リップルを買うなら「ビットフライヤー」
また、イーサリアム、リップルなど、次のコインを買うであれば、ビットフライヤーが正解です。
- イーサリアム(ETH)
- リップル(XRP)
- ステラルーメン(XLM)
- モナコイン(MONA)
この理由は、このあと説明します。
取引口座は「取引所で買えるか」⇒「取引手数料」の順でえらぶ
どの口座を使うべきかは、
- 「取引所」で取り扱いがあるか(=板取引できるか)
- 「取引手数料」が安いか
の順番で考えます。
口座選びが「取引所で買えるか」⇒「取引手数料」の順に重要な理由
この理由は、
この順番で手数料(コスト)のインパクトが大きい
から。
- 入金方法とか、
- 出金にかかる手数料とか、
- 「販売所」の取り扱いコインとか、、、
▲このあたりは、比較しないでもOK!
【仮想通貨口座選び】取引所で取り扱いがあるか(板取引できるか)が最重要
最重要で重視すべきなのは、取引所で買えるか?という点。
≫参考 仮想通貨を買う時の最大の注意ポイントは「販売所ではなく、取引所で買う」こと
取引所で買えない=販売所だと、運営に対して「スプレッド」という形で「数%単位の手数料」を支払うことになります。これがでかい!
スプレッドとは?
スプレッドとは、
仮想通貨を「販売所」で買う時の「買い値」と「売り値」の差
のこと。
≫参考 要注意!仮想通貨の販売所でのスプレッドとは?【実質手数料】
スプレッドの例
スプレッドの一例を挙げておきます。
コインチェックの「販売所」だと、ある時に
- 取引所で1BTC買うと、541万円
- 取引所で1BTC売ると、510万円
スプレッドは31万円。販売所の買値に対して、5.7%です。
また、
ビットフライヤーの「販売所」だと、ある時に
- 取引所で1BTC買うと、640万円
- 取引所で1BTC売ると、622万円
スプレッドは37万円。販売所の買値に対して、5.7%です。
コインチェックの「取引所」取り扱いコイン(銘柄)
ということで、以下がコインチェックの「取引所」取り扱いコインです。(再掲です。)
- ビットコイン(BTC)
- イーサリアムクラシック(ETC)
- ファクトム(FCT)
- ネム(XEM)
ビットフライヤーの「取引所」取り扱いコイン(銘柄)
また、以下がビットフライヤーの「取引所」取り扱いコインです。
- ビットコイン(BTC)
- イーサリアム(ETH)
- リップル(XRP)
- ステラルーメン(XLM)
- モナコイン(MONA)
【仮想通貨口座選び】次は「取引手数料がかかるか」がポイント
同じ「取引所」でも、
- 手数料がかかるか?
が次の判断ポイントとなります。
▼「取引所」の手数料
コインチェック | 無料 |
---|---|
bitFlyer | 0.01 ~ 0.15% |
よって、ビットコインのように、
両方の口座で取り扱いがあるものは、手数料のかからない「コインチェック」で買う
のが正解。
某取引所で0.07BTC、0.2ETH発注した後の様子
端数が切られているのは・・・なんかちょっと悔しいというわけで、僅かな手数料であっても「無料」はやはり偉大。
結論・ビットコインならコインチェック一択。
ビットコ以外のアルトなら取引所扱いのあるビットフライヤーか、GMOかな。 pic.twitter.com/dseQmO1CL6— 配当サラリーマン”いけやん” (@ikeike_009) April 23, 2021
【まとめ】仮想通貨口座比較:コインチェックとビットフライヤーの選び方
本ページのまとめです。
両口座をえらぷ基準は「買いたいコイン」によって決まる。
判断の基準は「①取引所で買えるか」「②取引手数料」の順番。
買いたいコインが
- ビットコイン(BTC)
- イーサリアムクラシック(ETC)
- ファクトム(FCT)
- ネム(XEM)
なら、コインチェック。
- イーサリアム(ETH)
- リップル(XRP)
- ステラルーメン(XLM)
- モナコイン(MONA)
なら、ビットフライヤー
がそれぞれベスト。
【おまけ】その他のコインを買いたい場合はどうすればいいか
GMOコインの「取引所」取り扱いコイン
まず、GMOコインの取引所での取り扱いコインは以下の5種類。
- ビットコイン(BTC)
- イーサリアム(ETH)
- リップル(XRP)
- ビットコインキャッシュ(BCH)
- ライトコイン(LTC)
この中で
- ビットコインキャッシュ(BCH)
- ライトコイン(LTC)
は、コインチェック、ビットフライヤーの「取引所」で取り扱いがありません。
よって、買いたいコインがこれらであれば、GMOコインで買えばOK。
販売所もやむなし。
その他のコインあば、この3つの口座では取引所で買えません。
スプレッドを受け入れて、販売所で買うのであれば、選択肢は一気に広がります。
それぞれの口座の「販売所」取り扱いコインは、以下のとおり。
コインチェック「販売所」取り扱いコイン
ビットコイン(BTC)・リップル(XRP)・イーサリアム(ETH)・イーサリアムクラシック(ETC)・リスク(LSK)・ファクトム(FCT)・ネム(XEM)・ライトコイン(LTC)ビットコインキャッシュ(BCH)・モナコイン(MONA)・ステラルーメン(XLM)・クアンタム(QTUM)・ベーシックアテンショントークン(BAT)・アイオーエスティー・(IOST)・エンジンコイン(ENJ)
ビットフライヤー「販売所」取り扱いコイン
ビットコイン(BTC)・イーサリアム(ETH)・イーサリアムクラシック(ETC)・ライトコイン(LTC)・ビットコインキャッシュ(BCH)・モナコイン(MONA)・リスク(LISK)・リップル(XRP)・ベーシックアテンショントークン(BAT)・ステラルーメン(XLM)・ネム(XEM)・テゾス(XTZ)
GMOコイン「販売所」取り扱いコイン
ビットコイン(BTC)・イーサリアム(ETH)・ビットコインキャッシュ(BCH)・ライトコイン(LTC)・リップル(XRP)・ネム(XEM)・ステラルーメン(XLM)・ベーシックアテンショントークン(BAT)・オーエムジー(OMG)・テゾス(XTZ)・クアンタム(QTUM)・エンジンコイン(ENJ)
「バイナンス」なら買えないコインはない。
また、海外取引所の「バイナンス」であれば、国内取引所よりも圧倒的な種類のコインを買うことができます。
海外取引所といっても、日本語対応していて、ほとんど変わらない感覚で使えます。