「伝統的な投資家にとって、暗号資産は定義が不明確な新しいアセットクラスであり、秘密鍵管理なども新しい概念です。
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暗号資産がETF化されると
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伝統的な機関投資家や証券口座しかもたない投資家が暗号資産にアクセスできるようになります。」https://t.co/vmoRQbeHu5 @HashHubResearchより— 配当サラリーマン”いけやん” (@ikeike_009) June 14, 2021
ビットコインETFが承認されるとなぜ価格は上がるのか?
ビットコインがETFとして上場すると、大きく価格が上がります。
これは、ビットコインETFが承認されると、
これまで参入できなかった世界のファンドマネーが流れ込んでくる
から。
巨額の資金がビットコインに流れ込むと、「大企業のビットコイン購入」と同じく、個人投資家の資金とは比べものにならない巨額のマネーが買い圧力になり、価格押し上げ要因となります。
仮想通貨ETF(上場投資信託)の取引所への上場についても米SEC(※証券取引委員会)が認可すれば、機関投資家の本格的な参入が期待できます。私は、多くの海外の機関投資家と話をしていますが、皆、仮想通貨マーケットに参入したくて、”ウズウズ”しています。取引のルールや環境が整備されれば、堰を切ったように、巨額のマネーがマーケットに流入してくることは目に見えています。
(SBIホールディングス 北尾吉孝CEOの著書より)
この流れは、かつてゴールドのETFが誕生し、ファンドが売買できるようになったことで金の値段は大きく上がった歴史と同じです。
↑2000年台、ETFとして金(ゴールド)を購入できるようになり、投資ファンドの莫大なマネーが流れ込んだことによって、金(ゴールド)価格は大きく上昇フェーズに入ったことがわかる。
ビットコインでも同じ流れは必至でしょう!
ファンドはビットコイン現物を直接買えない
投資ファンドは、
- 「ビットコイン現物」を直接購入することはできず
- 「上場ETF」になって、初めて資金を投入することができます
理由は、投資ファンドは上場している株式等しか売買できないから。
金(ゴールド)でも同じで、
投資ファンドは
- 「金の延べ棒」を直接買うことはできなくても、
- 「ゴールドETF」であれば投資できるようになります。
ビットコインがETF化されると「税制上も有利」(投資家にとってのメリット)
価格上昇とは、少しちがう話となりますが・・・
ビットコインを「ETFとして」買えるようになると、税制上も有利になります。
なので、「現物ビットコインじゃなくて、ETF買っていくぞー」という投資家も出てくる可能性はあります。ETF自体は運営額0からスタートするわけで、本家ビットコインほど成長していかは未知数ですが。