この記事では、
- 株式投資を始めたいけど、証券口座をどんなポイントで選べばいいかわからない
- 株サイトのランキングをよく見るけど、あれって本当なのかね?
- 実際に「個人で使っている人」の本音が聞きたい、、、
と、思っている方に向けて、
株式投資を始めるなら松井証券がおすすめな3つの理由【実感レビュー】
について、書きたいと思います。
ZAI ONLINEなどの投資サイトでは、証券会社ランキングがよく特集されています。
これを見ると、だいたい、SBI証券や松井証券、楽天証券などが上位になっています。
「株式投資 証券会社 ランキング」でググって上位に出てきたランキングを見てみると、下のようになっていました。
サイト名 | 1位 | 2位 | 3位 | |
---|---|---|---|---|
1 | ZAI ONLINE | SBI | 松井 | DMM.com |
2 | みんかぶ | SBI | 松井 | マネックス |
3 | ZUU ONLINE | SBI | 松井 | マネックス |
4 | 価格.com | SBI | 楽天 | 松井 |
5 | Kabutan | SBI | 松井 | マネックス |
6 | オリコン | SBI | 岡三オンライン | 楽天 |
7 | ナビナビ証券 | SBI | 楽天 | 松井 |
- でも、これってなんか企業が運営しているサイトの特集だし、本当なのかな、、、?
と、思う人も多いと思います。
実際に個人投資家として、株式投資8年で最初から今まで、松井証券をずーーっとメインで使い続けているいけやんが、デメリットも含め、実際の使用感をレビューして、解説します。
↑いけやんのこれまでの配当実績です
この配当はほぼ全額、松井証券の口座で受け取っています
目次
松井証券をおすすめする3つの理由
これまで8年間、実際の取引に使い続けているとおり、松井証券は、使い勝手がバツグンでメインバンクとして使える証券口座だと思っています。
その理由は、
-
理由1 取引手数料が安い
-
理由2 サイトがシンプルで分かりすく、ストレスフリー
-
理由3 ネットリンク入金で手数料なしで即時入出金できる
の3点です。
投資の方法や、商品も色々ありますし、目的によってもベストな証券口座は、違ってくるのですが、
「実際の売買取引をするメイン口座」
としては、究極、この3点が気持ちよくできれば事足ります。
これを満たしているのが松井証券であると考えています。
【松井証券】おすすめ理由1 取引手数料が安い
まずは、
- 購入・売却時にかかる取引手数料
です。
取引手数料は、株式投資の利益を圧縮するコストでしかないので、安ければ安いほどいいのは当然ですよね。
手数料プランは、証券会社を決める際、1番最初に見るべき重要ポイントと言っていいでしょう。
松井証券の料金プランは、全証券会社のの中で最安、かつ、1番使い勝手のよいものとなっています。
各社の売買手数料 比較表
~10万円 | ~20万円 | ~50万円 | ~100万円 | |
---|---|---|---|---|
松井証券(※) | 無料 | 無料 | 無料 | 1,000円 |
ライブスター証券 | 80円 | 97円 | 180円 | 340円 |
DMM株 | 80円 | 97円 | 180円 | 340円 |
GMOクリック証券 | 88円 | 98円 | 241円 | 436円 |
SBI証券 | 90円 | 105円 | 250円 | 487円 |
楽天証券 | 90円 | 105円 | 250円 | 487円 |
auカブコム証券 | 90円 | 180円 | 250円 | 990円 |
岡三オンライン証券 | 99円 | 200円 | 350円 | 600円 |
マネックス証券 | 100円 | 180円 | 450円 | 1,000円 |
※松井証券は、1日あたりの取引合計額で判定。
各社、取引1回あたりの売買金額から手数料額が決まるところが多いです。
そんな中、松井証券は、1日あたりの合計売買額が50万円までなら手数料無料という、とても使い勝手のいい設定となっています。
上場銘柄の「9割以上」を手数料なしで取引できる
1回の売買額が50万円を超えるような高額銘柄は、上場銘柄の10%以下です。
つまり、国内の上場銘柄の90%以上を手数料なしで買えたり、売ったりできることになります。
また、1日に2回以上の取引をしたとしても、手数料を無料にできるのは魅力です。
利益の出ているA銘柄を利益確定で売り、そのお金で、今度は狙っていたB銘柄を買いたい
ということは、けっこうあるので、そうした場面で松井証券の料金プランの強みが発揮されます。
【松井証券】おすすめ理由2 サイトがシンプルで分かりすくストレスフリー
松井証券をおすすめできる2つ目の理由として、
- サイトがシンプルで分かりやすく、ストレスフリー
ということが挙げられます。
松井証券のサイトは、とにかくシンプルで、ごちゃごちゃしておらず、直観的にストレスなく作業ができます。
案外見逃されがちな「サイトの使い勝手」という評価ポイント
色々なサイトのランキング表では、この「サイトの使いやすさ」という点が対象に入っていないものが多いです。
(手数料・取扱商品だけをくらべて証券会社を評価しているランキングが多い。)
ですが、個人投資家が日々使う時には、とても重要なポイントだと思っています。
株式投資で必要な日々のサイト操作
株式投資って、
- 情報収集とか、
- 銘柄選定とか、
- チャートを見たり、
- 複雑な解析(?)をしたり、、、
とか、「色々と複雑な作業が多い」と思いがちです。
しかし、取引に近い場面だけで見てみると、
- 入出金、注文余力の確認
- 買い注文、売り注文
- 取引結果の確認
- 保有銘柄の確認
- 配当金入金の確認(←ここ大事!笑)
ぐらいの本当にシンプルな作業に限られます。
日々の作業をするのに、
- どこにメニューボタンがあったっけ?
- この画面の中のどこをクリックしたらいい?
が直感的に分かる(というか、迷う隙もないぐらいシンプルw)ため、本当にストレスフリーなのが松井証券のいいところだと思っています。
他の証券会社の画面
例えば、上はマネックス証券とauカブコム証券のサイト画面です。
非常にたくさんのメニューボタンがあり、
- 今やりたい作業に対して、どこをクリックすればいいのか?
が直観的にわからず、迷いがちです。
やりたい操作は分かってるのに、あれどこだっけ、、、と探すのはストレスです。
(メニュー項目が収まりきらず、マウスオーバーでポップアップメニューが出現するようになっています。思い通りの操作ができず、これまたイライラします。。。)
株初心者にはシンプルサイトなのが1番
株式情報や取引方法って、本当に多岐に渡ります。
その全てを網羅しようとすると、トップページなど、ごちゃごちゃしてくるのは、仕方ないとも思います。
複雑な取引をするのであれば、こうした証券会社をメインに使うメリットがあるのかもしれません。
が、少なくとも、初心者が取引する分には、シンプルな松井証券が最適だとおすすめできます。
【松井証券】おすすめ理由3 ネットリンク入金で手数料なしで即時入出金できる
松井証券のおすすめしたい3つめの理由は、
- ネットリンク入金の機能
です。
売買取引と並んで必ず必要になるのが、入出金の作業です。
銀行口座から証券口座に入金したり、出金したりするのに、
- 手数料がかからないか
- 即時反映されるか
は日々の作業で大事なポイントとなります。
い「よーし、狙ってた銘柄が値下がりしてきたぞ、お、購入余力が足りない!」
→い(入金作業ポチっ。)
→〇〇証券「入金を受け付けました。反映は翌営業日です!(どやっ)」
ってなるのは、正直めちゃめちゃストレスです。。
ネットリンク入金に対応している銀行
松井証券の場合、ネットリンク入金で手数料・入出金無料に対応している銀行は、次のとおりです。これは、他の証券会社と比べても、優れた対応状況です。
証券 | |||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
松井 | SBI | 楽天 | マネックス | SMBC日興 | ライブスター | 岡三オンライン | GMO | ||
銀行 | 楽天 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | × | 〇 | 〇 | 〇 |
住信SBI | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | × | 〇 | 〇 | 〇 | |
セブン | 〇 | 〇 | 〇 | × | × | 〇 | 〇 | 〇 | |
ジャパンネット | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | |
ソニー | 〇 | × | × | 〇 | × | × | × | × | |
ゆうちょ | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | |
三菱UFJ | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | |
三井住友 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | |
みずほ | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | |
りそな | 〇 | 〇 | × | 〇 | × | 〇 | 〇 | 〇 |
見た目以上に(?)イケてる松井証券
ここまでみてきたように、松井証券はシンプルすぎるサイトで一見華やかさには欠けますが、ユーザー目線の重要サービスはしっかり押さえた「イケてる証券会社」であると断言できます。
実は、1918年に始まった老舗で、2000年台初頭からネット証券に参入しています。
当時からユーザー第一のサービス面・使い勝手に重きをおいてきた証券会社です。
松井証券のデメリットは、情報収集
ここまで松井証券をおすすめできるポイントを3点解説してきました。
デメリット、というかメリットの裏返しでもあるのですが、弱点ももちろんあります。
松井証券のウィークポイント=「情報収集」
チャートや、業績、配当状況といった、情報収集の面では、他の証券会社に軍配があがると考えています。
といっても、賢明な読者の方なら、もうお分かりいただけると思いますが、
これはおすすめポイント2つ目「サイトがシンプルで使いやすい」の裏返しでもあります。
「サイトがシンプル」なことと、
「情報の充実度に欠けること」
は表裏一体ですよね。(←松井証券はこれ)
逆もしかりで、
「ごちゃごちゃはしている」ものの、
「色々な情報がしっかり書かれている」
証券会社は、ちゃんと他に存在します。
ですので、
「情報収集に関しては、他の証券会社を活用して使い分ける」
というスタンスでよいと思います。
証券口座は、別に家みたいに
「どれか1つに決めて、それだけを使わないといけない」
ものではなく、
「いろいろ所有して、それぞれのメリットに応じて使い分ければいい」
ものです。
(参考)【投資スタイル別】証券会社・徹底比較ランキング【複数使い分けよう】
SBI証券で補おう
情報収集の面で松井証券を補ってくれるのは、 SBI証券がおすすめです。
いけやんも松井とSBIの2つをメインで持ち、売買取引は松井、情報収集はSBIと使い分けています。
(参考)SBI証券のスクリーニング機能で高利回り銘柄を探す方法(画像解説)
(参考)SBI証券で米国株の定期購入を設定する方法(画像で解説)
松井証券の口座開設
口座の開設・維持は無料です。これから株式投資を始めようと思っている人は、まずは松井証券から始めましょう。
口座開設は、【スマホ版】松井証券 口座開設手続きの解説(準備するもの、必要日数、手順)をみるとスムーズにできます。5分作業で完了します。
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